感想文紹介
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☆あっという間に時間が経ちました。とても面白く空気入りました。
冒頭のチュニジア情勢、エジプト革命をもって、革命が始まった!という提起で感じたことは、普通のあたりまえの労働者が革命をやった(やる)んだということがリアルにわかりました。
一斉蜂起−革命というと、暴力、虐殺、血なまぐさいものがつきもので、その先頭に立つ人は、強靱な思想と精神力と自己犠牲心の持ち主で、自分とはかなり距離があるという思いがどうしても払拭できなかったのですが、エジプト革命ではそうではないことを、現実をもって示してくれました。一言で言うと「革命って意外と簡単かも」(やや語弊はありますが)
資本主義は70年代半ばには一旦終わっているという提起では、日本の青年労働者は終わっている資本主義のもとで生まれて生きてきて、資本主義の「いいところ」など何も味わってない労働者だということ。ここにも青年労働者が革命の中心になる根拠があると思う。
今回の大恐慌は、世界戦争にならない、革命になる!という提起も資本主義(新自由主義)が地球大的に展開されていることから、全世界の労働者が地球大的に団結する根拠になっていると思う。後半も楽しみにしています。
☆いつも思うことですが、片方に生産物が過剰にあり、他方で物が売れなくて(買えなくて)人が飢えているというのはおかしな話(理不尽な話)です。早く資本主義を終わらせなくては!
質疑の中で言われた「大恐慌を革命へというのはあたりまえの話」というのも、そうなんだと思いました。スターリン主義がなければ戦争に行かなかったということは大事ですね。2度とそうさせてはならない!
第10回のロシア革命の話と、今回のエジプト革命のニュースで、労働者と労働組合の力が決定的だとあらためて思いました。
チュニジアとエジプトの革命が青年労働者の力で実現したんだということを、もっと暴露していく必要があると思います。おもしろくなってきましたね。
☆余っているお金でさらに儲けようというこの根性が、私にはまったく理解できないからか、経済学は自分の想像を超えて理解するのは難しい。
サブプライムローンや量的緩和について、全部分かったとは言えないまでも、とにかくどうしてこんな普通の労働者・生活者の感覚からかい離したメチャクチャなことが行われ、かつ許されるのかと思いました。not
bail but jail……??
「救済でなくブタ箱へ」というプラカードが、リーマンがつぶれた時にあったと思いますが、今日の講義を聞いて、この気持ちよく分かりました。この怒りは、結局、資本主義という体制そのものに向いています。国家財政の危機といって、生活に必要な医療や教育への支出を減らすだけでなく、それを儲けの対象にしてまで儲ける。
しかし、国家財政の破綻は私たちの生活と一切関係ない国債の利息が莫大になっているためですね。その国債を買って利息を得ているのはあいつら。あいつらが儲かり、その結果われわれの生活が破壊される! 革命は必然なんだ! 余った金の使い道がないから小麦を買うと。小麦の価格が上がる。エジプトの青年が生きられない。だから革命が起きる!この体制では人間は生きていけないことが、資本家が、国が、マスコミがどんなに隠そうとしてももはやもう無理というところにとうとう来ていると思いました。
☆今日の講義は資料をひたすらやるだけでなく、途中サプライズ(笑い?)もあり新鮮で分かりやすかったです。
昨年、私自身も年収200万円以下の生活で苦しい一年でしたが、勤務する会社には同様の(非正規ですが)苦しい生活者が増えているし、職場が「ハローワーク」に近いせいか、年々道を聞かれる回数も増えているし、性別、年齢も多く広がっている現状です。
しかし、資料にもあったように、固定費削減で総収入は減収しているのに、利益は年々上がっているという許しがたいことが起こっています。(1億円以上の役員手当はないと思うが……)
資本主義が終わり、新自由主義も末期、今の日本政治に似ていると思った。大恐慌はたしかに嫌だが、労働者が団結して闘える貴重な時期に、ここで学べることに恐慌への不安より楽しみが大いにわいた。
☆本日の講義で思ったのは、「世界大恐慌はさらに激化・深化する」ということから始まったものであるが、もういい加減にしてよ、どこまで労働者を泣かせたら気が済むの!でした。資本家のわがままに巻き込まれた労働者たちは、それでもなお闘い続けているところに団結のすごさ、素晴らしい力を持っているものだと深く考えさせられました。そして、この間起きているチュニジア蜂起・エジプト革命がそれらの力によって始まったと思い、今度は日本で……と、ちょっとだけ(実は大いに)心を揺さぶられた気がしました。
☆第1次世界大戦を終わらせたのはロシア革命とドイツ革命。第2次世界大戦の引き金はスターリン主義の裏切り、世界大恐慌は世界戦争に行きつくというが、そういう歴史は1度しかない。それがスターリン主義の裏切りだったということが、今日は強く印象に残りました。青年を食わせていけない、生かしておくことができない資本主義は倒されて当たり前なんだとあらためて思いました。というところから、19世紀の恐慌下で革命が問題になったというところにたちかえり、〈恐慌を革命へ〉はマルクス主義の原点だと思いました。
今日の学習会は、07年から始まった世界大恐慌、恐慌対策とその限界ということの中身がきっちり押さえられました。米住宅バブルの崩壊から世界金融恐慌が、証券化商品の暴落が不良資産を生み出し、世界的に信用収縮を引き起こし、株価の暴落にもつながりかねない。バブルとはもともと資本主義が生み出す過剰資本、そのもとで起きたものであり、バブル崩壊によって、解決できない過剰資本、過剰生産力の地肌があらわになるということが分かりました。金融の量的緩和という、日銀による国債の買い取りが、恐慌対策どころかカンフル剤が切れたらさらに財政赤字が膨らんでいくという悪循環。その中で青年労働者がクビを切られるが本当に許せないと思います。資本主義と労働者は非和解です。
恐慌は資本主義の矛盾。生産力の発展により、今までの所有関係が桎梏になる。資本の過剰→恐慌で生産力を破壊。それを論証したのが資本論。共産党の「ルールある資本主義」はペテン。
今回、70年代半ばに資本主義は終わったというところが印象的でした。 2/17「エジプトの青年にできて私たちにできないはずがない」と、西部ユニオン青年部は春闘街宣を行いました。今日、講師の「3・20でエジプトの青年の闘いのようなことが渋谷でおきるかもしれない!?」という言葉にまったくそうだと思いましたし、実現に向けて団結して闘います!
☆今日の講師はいつになく熱がこもって、話は超わかりやすく、内容はexcitingだった。
エジプト情勢はすさまじい。青年労働者の怒りの決起は帝国主義、スターリン主義もろともになぎ倒す勢いで進んでいる。世界革命は確実に始まっているのだ。労働組合と労働運動のあり方が核心だ。原則にたち、現場の怒りを組織して労働組合を甦らせよう。そこから日本革命を準備しなくっちゃ!
今日新たに学んだ点は以下
@恐慌が過剰生産によるものだということ。低賃金、失業者の増大でマスコミは不景気、不況とかいうけれど、要するに資本家の儲けが減ったから首切り、賃金カットが横行しているということ。まったくもって資本家の都合で起こしているということだ。怒りに耐えない。
A第二次大戦はソ連スターリン主義の裏切りによって引き起こされたという衝撃!
第一次大戦は大恐慌からロシア革命、ドイツ革命へ労働者階級が立ち上がったことで終結。資本家には止められなかった。
しかし29年恐慌で当然、立ち上がるべき労働者階級はソ連スターリン主義によって、世界の共産党、共産主義運動が歪曲され、帝国主義者に世界全土を蹂躙されてしまったこと。スターリン主義の解明、反スタの立場はハンガリア革命まで待つことになったのか。今、このエジプト革命情勢、世界革命の現実性の中では、スターリン主義との対決が重要だ。
Bアメリカ発の住宅不動産ローンバブルの崩壊にいたる過程での金融資本のあくどさ、いい加減さに開いた口がふさがらない。こんな奴らに一刻も任せておけない経済金融政策。
スエズ運河の労働者のように、資本家のおこぼれをもらうのではなく、資本そのもの(主船)をいただこう!!資本家の私有する“資本”を我々労働者階級の手(=社会資本)に取り戻そう!
世界中の富は労働者すべてを生かして余りある。世界中の富は我々労働者階級のものだ!
☆遅れてすみませんでした。
エジプトの話は聞けなくて残念でしたけれども、1日2ドル以下、15〜25歳の失業率24%の中で食糧の高騰。本当に「明日出て行けるか」という中に落とし込まれているわけです。これが、ほっといたら日本にも起きる。起きつつあると思っています。心の底からチュニジア、エジプトと連帯して現場で、地区で2011春闘を爆発させていきたいと思います。
今日の講義では、今さらなのかも知れませんが、「バブルの実態はバブルが崩壊するまで気づかない」ということ。住宅ローンとか証券とか今までハッキリしなかったことなど沢山知ることができました。
バブル崩壊途中でムリして頑張ることのくり返しが大爆発を引き起こすんだなと感じました。
今日の内容、東京北部春闘集会の基調に使えるかも……。いただきます!!
☆9期の受講の時の「資本主義は終わっているんだ」ということだったと思いましたが、この1年間で情勢がこんなにも変わるものなのかと思うほど一変しています。これは誰から見ても同じことだと思います。
エジプトで起きていることは何なのか?本当に革命が起きているではないですか。大恐慌が大失業を生み出し、それが革命へとつながっていく。この間、闘われていたことが、ハッキリとした型になってきたと思います。
リーマン後1年で1000万人の失業増になったとあったが、それが東京都の人口にひってき、するんだと思うと本当にすごいことだと思いました。 |