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休日行路を削減して労働強化
事故につながる合理化絶対反対!

目指せ! 反合・運転保安確立

 日刊動労千葉No.7752号(8月12日)で掲載したとおり、JR千葉支社は、3月15日のダイヤ改正において佐倉運輸区、習志野運輸区、千葉運転区の休日行路をそれぞれ1行路ずつ削減することを強行した。
 今回は千葉運転区の場合を紹介する。削減された休日108行路(図@参照)は常務キロ256.2q。それが泊り行路25本、日勤行路18本に組み込まれた。
 その結果、平日と比べて労働時間が長くなっている。特に、
・154行路は退区が1時間26分遅く
・116行路は出勤が1時間03分早く
・124行路は出勤が1時間48分早く
・132行路は出勤が2時間45分早く
 なり、明らかに運転士の負担が増加している。(図A参照)
 我々は、3月14日のダイヤ改正の提案を受け、この休日行路削減は労働強化であり絶対許されないと判断した。そこで、津田沼、佐倉、千葉転の3支部で申し入れ(申20号)を行い、団体交渉を行ってきた。
 その中で千葉支社は、
@この施策は全社的取り組みである。
A平日、休日の常務キロに差がある。
B休日も効率よく運用するために行った。効率性を求めていく。
 ことを明らかにした。
 JR東日本は、毎年ダイヤ改正を実施している。対外的には利用客の利便性、サービス向上をうたっているが、実際には合理化を推進するために行われている。それは、千葉運転区で12時以降に終了となる泊り勤務が8本もある現実を見てもわかる。ダイヤ改正のたびに労働時間、常務キロが増加してきたのだ。
 我々は、事故につながる合理化、運転士への負担増加には絶対反対で闘う。これからも反合・運転保安確立を追求していく。共に闘いに立ち上がろう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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