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休日の行路削減による
労働強化を許すな!
反合・運転保安闘争路線で闘おう!

 この間、JR千葉支社は、休日になると行路数を削減するという対応をいくつかの乗務員区で行っている。千葉運転区では平日108行路が休日には削減され、佐倉運輸区では平日278行路が、習志野運輸区では平日5行路がそれぞれ削減されている。
 これまでも、休日になると列車そのものが削減されることにより行路がなくなるということはあった。しかし、現在、JR千葉支社が行っているやり方は、行路数だけ削減し、削減した行路内の列車のスジは他の行路に移すというやり方を行っている。
 

 佐倉運輸区の278行路を例にすると、左の行路表のとおりだ。
◎342M〜1349Mの千葉〜佐倉間
→休日298行路に移管
◎1349Mの佐倉〜成東間と1354M、4255Fの千葉〜佐倉間(休日は列番変更により4217F)
→休日284行路に移管
◎4255Fの佐倉〜成田空港間と、4554F(休日は列番変更で4516F)と461M
→休日288行路に移管
これにより、列車のスジが移管された行路では、始業・終業が大幅に変更となり、拘束時間も拡大しているのだ。
◎佐倉運輸区休日298行路
始業 17時44分 変更なし
終業 10時57分→12時55分(+1時間58分)
拘束 17時間13分→19時間11分
増減 +1時間58分
◎佐倉運輸区休日284行路
始業 14時15分→12時03分(+2時間12分)
終業 8時26分 変更なし
拘束 18時間11分→20時間23分
増減 +2時間12分
◎佐倉運輸区休日288行路
始業 15時01分→14時48分(+13分)
終業 10時15分 変更なし
拘束 19時間14分→19時間27分
増減 +13分

 結局、行路が削減された分、他行路では大幅な労働強化になっているのだ。とくに、泊行路では、明けの時間が12時を過ぎるような行路も増えているのが実態だ。
そして、これは、休日だけに限ったことではない。やろうと思えば平日でも同じように行路数削減が行えるということだ。
会社は、現在のところ休日での行路削減による要員数の削減は行っていない。しかし、このまま反対の声を上げなければ、平日での行路削減を行い、それによって運転士の要員数を減らそうと狙っているのは明らかだ。労働強化と要員削減によるコスト削減。これが会社の狙いだ。
こんなことを許さないためにも、反合・運転保安闘争で闘いぬこう!労働強化粉砕へ、闘いぬこう! 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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