監視要員を添乗 安全に関わる問題だけは、譲ることは出来ない
 しかも千葉支社は、無線通告の受領問題や回復運転をめぐる問題で、これまで何度も団体交渉で確認し、現に現場で指導されていることすらくつがえずデマを繰り返してまで、安全運転行動を「違法行為]「違法争議」に仕立て上げようとしました。
 千葉支社は、出勤点呼時に処分の桐喝を行い、津田沼〜幕張間を通過する快速や特急列車、東浪見駅通過の特急列車に監視要員を添乗させ、安全運転行動ヘの監視と、処分の惘喝を行ってきました。
 われわれは、千葉支社に動労千葉中第17号を出し、安全運転行動を「違法行為」「違法争議」とする千葉支社の対応の不当性を徹底的に弾劾するとともに、6月3日の緊急支部代表者会議で、処分策動に対しては団結と闘争体制の強化をもって臨む方針を確認しました。全支部で職場集会を開し、この闘いは乗客と乗員の生命のかかった闘いであり、仮に不当処分が強行されようとも、安全に関わる問題だけは、譲ることは出来ないこと、尼崎事故という痛苦な現実を前にして、ここで具体的闘いを提起しないとしたら、労働組合は労働組合でなくなることに等しいということを意志一致し、闘いを継続しました。
 5月29日こは、緊急弁護団会議を開催し、処分策動に対する万全の体制をとるとともに、「弁護団声明」を発出し、弁護団と組合で全国に安全運転行動への処分策動に対する抗議署名の取り組みを開始しました。現在弁護団声明には全国から50名余りの弁護士の賛同が寄せられ、組合の抗議声明には、200団体(個人)余りの抗議の声が寄せられています。
 さらに6月24日には、不当処分や組織破壊攻撃が強行された際の争議行為の事前通知を厚生労働省に提出し、万全の闘争体制を確立しました。
 支部代表者会議では、併せて、組織拡大の取り組みを全力で強化すること、他労組の組合員にも動労千葉と連帯して安全運転行動にたちあがるよう全力で呼びかけを行うことが確認されました。


職制が運転席に乗り込む


監視 左2名が職制 手前が動労千葉組合員