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労働者の国際連帯で新自由主義とたたかおう!

11・3労働者国際連帯集会に300名が結集

 11月3日、千葉市内において労働者国際連帯集会が開催され、300名が結集した。
 今年の11月集会に集まった韓国、アメリカ、ドイツの労働者に加え、多くの在日・滞日外国人労働者が結集し、新自由主義攻撃、排外主義、国家主義に対決する労働運動の実現へ向けて闘うことを誓った集会となった。
 主催者を代表して田中委員長が、「労働者の誇りを取り戻そう。労働者に国境はない。戦争を止める力は労働者の団結である」「原発事故は資本と国家の犯罪だ」と挨拶した。
 動労水戸の石井委員長が外注化阻止の4波のストライキの報告を行い、動労千葉国際連帯委員会を代表して支援する会山本事務局長が「領土も国もない。あるのは地球と世界である」と訴えた。
 また、国鉄闘争全国運動よびかけ人の李東碩さん、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの椎名千恵子さんが原発の廃絶を訴えた。
 韓国・民主労総ソウル地域本部からはイジェウン本部長、梨花大病院支部長イムギョンさん、国立オペラ合唱団非正規職支部長ムンデギュンさんから非正規職撤廃へ向けた民主労総の闘いを語り、仲間とともにオペラを披露し、会場を沸かせた。
 アメリカからはILWUローカル21所属で、カウリッツ・ワーカイアカム労働者評議会議長のカイル・マッキーさん、ブロック・ライルさんが、TPPを見込んだ日本企業が3社も参入している西海岸の巨大穀物輸出ターミナル攻撃との闘い、それと一体となった労組解体攻撃との闘いを報告した。さらにドイツの仲間からはベルリン都市鉄道の民営化攻撃との闘いの報告をはじめ、スティーブ・ゼルツァーさん、ILWUローカル34のファン・デルポソさんからも報告が行われた。
 在日・滞日労働者の闘いの報告のあと、日本から学生、星野さんを取り戻そう! 全国再審連絡会が決意表明を行い、発言の最後に長田書記長が「闘いの2013年へ」としてまとめを行った。
 集会終了後、DC会館において海外代表団歓迎会が開催され、互いに交流を深め、翌日の集会へ気勢を上げた。


民主労総ソウル本部30名が三里塚を訪問
反対同盟との熱い交流をかちとる!

 11月2日、韓国民主労総ソウル本部の仲間たち総勢30名が来日した。田中委員長とイジェウン本部長が再会を喜び合って固い握手を交わした後、直ちに三里塚現地に赴いた。
 まず、空港敷地内で闘う市東孝雄さん宅を訪問し、空港のフェンスに隣接して建てられた監視櫓にソウル本部の仲間たちが次々に上り、への字に曲がった暫定滑走路や第3誘導路の工事の状況を見て、国家権力の暴力による農地取り上げに怒りを燃やした。
 その後、市東さんが耕す畑や空港に突き刺さるように位置する開拓道路、東峰神社、横堀要塞などを見ながら現地調査を行った。

韓日労働者の団結で社会を変えよう!
 19時からは三里塚反対同盟との交流会が行われた。
 北原事務局長からは、領土問題で対立が煽られる中、韓国と日本の労働者が互いに団結して社会を変えるために頑張ってもらいたいとの熱烈なあいさつが行われた。
 市東孝雄さんは、親子三代にわたり耕した農地は絶対に渡さないとの決意を語った。
 ソウル本部・イジェウン本部長からは、反対同盟が45年にわたり空港の完成を阻止し続けて闘っている姿に感動し、今後も三里塚との連帯をすすめるとのアピールが行われた。
 交流会では、オペラが歌われたり、笑い声が溢れるなど和気藹々のうちにすすめられた。
 労農連帯の力で成田空港廃港へ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう
 
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