サンフランシスコを訪れて
千葉機関区支部 佐藤正和
1934年のゼネラルストライキの現場を歩く
|
11月労働者集会と全世界で原発を廃止する共同行動を呼びかけるために、7月15日から18日にかけて、動労千葉を支援する会・山本弘行事務局長と共に、サンフランシスコのレイバー・フェスタに参加してきました。実質2日だけの滞在でしたが、実りの多い訪米闘争となりました。
15日夕、成田発。時差の関係で、サンフランシスコに着いても15日です。先に来ていた「星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議」の星野暁子さんをはじめとする星野代表団と合流しました。
レイバーフェスタに参加
星野代表団は、レイバー・フェスタの各企画の中、「正義を求める闘い―星野絵画展」と「労働組合と政治犯―星野からムミアへ」という企画を主催しました。きっかけは、昨年11月の労働者国際連帯集会です。
星野さんの闘いを紹介するDVDを見ました。星野さんに対する弾圧は、70年の沖縄闘争を熱く闘ったからであり、そして、なによりも今から闘いに起ち上がる青年労働者と学生に対する弾圧であると感じました。
集会では、労働運動の力で星野さんを取り戻すこと、世界の政治犯を、ムミアさんを取り戻すことが確認されました。
翌日は、「ゼネラルストライキ・ウォーク」です。1934年の「ザ・ビッグストライキ」の各現場を歩きます。参加者は、年配のOB労働者から若者まで、みんな34年の闘いを誇りにしていること。やはり「サンフランシスコは労働者の街だなぁ」とあらためて思いました。
フクシマ集会を開催
夕方は、動労千葉も主催者の一人として、「フクシマ・労働運動と原発事故の教訓」という集会を開催しました。
動労千葉を支援する会が作成した、原発事故と原発廃止の闘いを報告したDVDを上映し、その後、参加者とざっくばらんに質問・討論を行いました。8月に日本に来るシンディ・シーハンさんともお会いすることができました。やはり「核」と言う時、日本の労働者が先頭で闘わなければいけません。子供たちの未来のためにも、情勢はまったなしです。
動労千葉は、基地統廃合絶対反対、外注化阻止、組織拡大の闘いの真っ最中です。「青年部建設」へ、闘う青年組合員と固く団結し、反合・運転保安闘争を基礎に職場から闘いを創りだしましょう。貨物支部も頑張ります。
11月6日に、反原発・反失業・国鉄闘争で国際連帯の労働者総決起集会を開催します。夏を全力で闘い、本当に一万人集めよう!
おわりに、各企画・各行動での、スティーブさん・和美さん=ゼルツァー夫妻の同志的サポート、サブローさん(昨年の11月集会に参加したATUの仲間)と彼女の手料理に、そして、いつものことながら準備等いろいろ一番大変だった山本さんに、派遣してくれた動労千葉に、感謝とお礼を申しあげます。ありがとうございました。 |