home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

銚子運転区・成田車掌区廃止絶対反対! 基地統廃合攻撃阻止!
6・28銚子地区総行動に結集を!

 JR東日本千葉支社は6月10日、一方的に銚子運転区・成田車掌区を廃止し、銚子に運転士と車掌を一緒にした職場、銚子運輸区を作ると組合に通告してきました。中身は運転士が今の約半分の45名程度、車掌が50名程度と言われています。現在の銚子運転区の標準数は86人です。今回の提案は、明らかに業務縮小による組織破壊・ローカル線切り捨て攻撃に他なりません。
 今回の提案でJRは「東京―成田空港間のNEXルートの輸送の安定性向上、女性乗務員の配置箇所の拡大、今後に想定される厳しい乗務員需給に対応した効率的な運用の確立」と言っています。
 今まで会社の言いなりになって行われた施策で、JR発足以降の各路線の列車本数を見れば明らかな通り、内房・外房を含め総武本線の早朝の千葉始発列車の削減に始まり、成田線は、現在に至っては千葉から成田周りの銚子行き列車が成田止まりになって、成田駅から乗換えないと銚子に行けない様になっています。「お客様の立場に立ったJR」「地域に密着したJR」と宣伝していますが、実際は公共性より株主優先の公益性を重視しています。千葉支社管内のローカル線は国鉄時代に比べると半分近くになっています。
 JRは会社の合理化等の施策に反対する組合がいる職場を次々と廃止してきました。動労千葉の拠点支部だった成田運転区・勝浦運転区・佐倉機関区・館山運転区・新小岩機関区を正当性も効率も何もなく会社側は一方的に廃止してきた経緯があります。
 JRは現在の銚子運転区の一部の行路を今回同時に提案があった佐倉運輸区に移管すると言っています。今後会社は、銚子―成東間、銚子―佐原間の折り返し列車を計画し、朝夕は千葉行きにして昼間の時間は2時間に1本程度に本数を減らす合理化をもくろんでいます。
 今年10月に行われる個人面談で各運転士等から希望を聞いて銚子運輸区か佐倉運輸区等に異動になると言っていますが、これこそ会社主導による「異動の希望」を盾にした動労千葉組織破壊攻撃です。
 私たち動労千葉銚子支部は全組合員一丸となって今回の会社からの攻撃に対して動労千葉と総ての労働者の力で基地縮小攻撃絶対反対! ローカル線の切り捨てにつながる運転士の削減を許すな! を合言葉に左記の日程で大々的に街宣行動に決起します。皆様の参加とご支援をお願いします。
     (銚子支部通信員発)

銚子運転区・成田車掌区廃止絶対反対! 基地統廃合攻撃阻止!
6・28銚子地区総行動

  ●日 時 6月28日(火)13時
  ●場 所 JR銚子駅前集合
  主催 国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る