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青年部再建委員会を発足
準備委員長に北嶋君を選出

 3月30日、DC会館において動労千葉青年部再建委員会が発足した。平成採の仲間はこの間、青年部結成へ向け準備会を重ね、この日準備委員を発表し、青年部結成へ向け大きな一歩をかちとった。
 集会は、渡辺君の司会で始まり、冒頭北嶋君が「準備委員長になりました。青年労働者の思いを実現するため準備委員会として出発した。大失業情勢の中で闘っている非正規職労働者たちのまっただ中で、外注化阻止、ライフサイクル、新人事・賃金制度と闘ってきた。そして青年部を作ろうということになった。組織強化・拡大へ団結・統率力を発揮し、全力で取り組んでいく」と代表してあいさつを行い、来賓あいさつを田中委員長が行った。
 続いて滝君が「組織拡大を最大課題とし、動労千葉の先頭に立つ、活気のある青年部を再建しよう」というスローガン案と最大の課題は組織拡大とする方針案を提起した。そして再建準備委員が提起された。
全ての平成採に訴えるという「青年部再建準備委員会アピール」が読み上げられ、拍手で承認された。
 最後に北嶋君の団結ガンバローの音頭で終了した。組織拡大へ全組合員の力を結集し青年部再建をかちとろう。

青年部再建準備委員長 北嶋 千葉転
準備委員 滝沢 津田沼
渡辺 幕張

青年部再建委員会に続き、組織拡大総決起集会を開催

 青年部再建委員会に引き続き、組織拡大総決起集会を開催した。
 開会あいさつで長田書記長は、「青年部の決意に応えて組織拡大をかちとり、闘う労働運動の復権をかちとろう。最大の課題は組織拡大である。大震災は天災だが、原発や引き起こされた事態は人災だ。新自由主義攻撃に対し「生きさせろ」といっているところに大地震がきた。社会を作っているのは労働者、なんで労働組合が反撃しないのか。11月集会派だけが闘っている。災害はわかっていた。今の日本の現状に怒りを持って立ちあがろう。新たな青年部の飛躍をかちとろう。
 原発ではとんでもないことが起きている。労働者の怒りを結集して、労働者の力で救援をやろう」とあいさつ。

田中委員長が基調を提起

 組織拡大へ向けて意思統一をしたい。この大震災で状況は一変した。雇用がガタガタになり、すべてがぶっ飛んでいる。動労千葉は12月〜2月のストライキ、ライフサイクル配転阻止闘争、貨物基地廃止反対闘争、水野選挙闘争と、これまでにない行動を展開して外注化を止めた。東労組は外注化を進める画策をしていた。当局は派出の退職問題では幕張支部長を配転させることが出来なかった。しかし、北嶋君は配転された。組織拡大しかライフサイクルをなくすことは出来ない。JRで始まった事は会社が労務政策を変え、東労組と会社の決定的な対立がおこっている。新人事・賃金制度では、東労組は2月には「4月妥結は考えていない」と言った。分割・民営化以来24年間、JRと東労組の結託してきた職場支配がひっくり返る。大塚JR会長が経団連の副会長になったことも会社が革マルと手を切った証だ。国労も1047名の切り捨てから連合路線が加速した。これが一段落したときに矛先は動労千葉にむかう。青年部再建準備委員会の発足、国労からの結集と、労働者の気持ちが動き始めている。
 巨大地震は情勢を一変させた。全国で会社が操業停止になり、労働者が職を失っている。国家財政の破綻の中で、復興増税が提案され、公務員の賃金カットも出てくる。我慢の臨界点の上に首切りの嵐。数万、数十万が職を失い、農民が自殺している。これらの怒りの声と結びつくのは組織拡大だ。これは、拡大させないという会社との戦争だ、と提起した。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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