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団結旗開きに集まろう

1月8日(土)13時/DC会館

外注化阻止、ライフサイクル制度撤廃1

 新たな年の闘いが始まる。昨年12月、東労組は「偽装請負の根絶」について会社と合意し、議事録の確認を行なったという。これは一体何を意味するのか?
 この間、東労組は「偽装請負の根絶に向けて」と題した申し入れを行い、会社と協議していたが、それは、根絶どころか労資一体で「偽装請負隠し」をどう進めるかの密議でしかなかった。肝心なことにはいつさいフタをし、09年10月の全面外注化提案に対しては何ひとつ批判すらしないまま、一見偽装請負ではない形式を整えるためにどうするのかが協議されてきたのである。
 今回の「合意」は.検修・構内業務の全面外注化について、東労組がGOサインを出したに等しいものだ。
 この間、繰り返し明らかにしてきたように、検修・構内業務の外注化は、一部に偽装請負の違法行為があったというようなものではない。根本的に偽装請負に他ならない。
 ライフサイクルも1月下旬にも第四次の配転通知が出されようとしている。闘いはいよいよ重大な局面を迎えている。外注化を阻止するためにいついかなる時でも闘いに立ち上がることのできる闘争体制を確立しよう。

人事賃金制度改悪、基地統廃合許すな!

 11春闘も重大な正念場となる。JR東日本と東労組の間で、人事賃金制度改悪に向けた議論が進められている。核心は、現在の賃金制度を「能力給」に変えようという攻撃だ。賃金から客観的な基準がなくなり、会社のサジ加減ひとつで賃金が決まるようになる。賃金で労働者を分断し、蹴落とし合わせ、団結を破壊する。会社の言いなりになってゴマをするやつだけが賃金が上がる。そういう賃金制度に変えようというのだ。誰がどうやって評価するというのか。能力給などといっても、運転士にしろ車両の検査検修係にしろ本来評価のしようのないものだ。それを競い合わせるようなことをやったら、間違いなく安全も崩壊する。しかも、根本にあるのは「総額人件費削減」だ。エサを与えられるのはごく一部の者だけになる。賃金制度改悪を許してはならない。
 東日本でも、貨物でも基地統廃合攻撃が切迫している。東では輸送体系の抜本的変更註ローカル線切り捨てと一体の攻撃であり、貨物では「25年問題」を背景.にし大リストラと一体の攻撃だ。11春闘に向けた闘争体制を確立しよう。

1047名解雇撤回 全国運動の発展を!

 昨年、われわれは1047名闘争の「政治解決」という事態に抗して新たな闘いを開始した。全国の仲間たちに「国鉄闘争の火を消してはならない」と訴えて全国運動を立ち上げたのだ。それは新自由主義攻撃と対決し、闘う労働運動の復権をめざす新たな挑戦である。
  国鉄分割・民営化によって起きたこと、それ以降、労働運動がどれほど後退を強いられ、労働者がどれほど酷い目にあったのか。そして今、労働者に対してこれのでの20数年を数倍するほどの攻撃が襲いかかろうとしている現実。そうした全てを絶対にあいまいにしてはならない。
 大失業と戦争の時代。われわれは大きな歴史の転換点に立っている。資本主義体制は最後の矛盾を噴き出し、怒りの声は社会の隅々に満ちている。
 この時代に問われているのは、労働運動の復権である。そして、国鉄分割・民営化攻撃に決着をつけることなしに、日本における労働運動の再生はない。われわれが国鉄闘争全国運動にかけた思いは、その一点にある。この闘いの炎を全国に広げること、そして何よりも動労千葉自身が本格的な組織拡大を実現すること、そのために職場からの闘いを全力で強化すること。2011年、進むべき道は鮮明だ。1・8団結旗開きに全力で結集を!

水野さん必勝に全力を

 2月13日の投票日まで残す期間約1ヵ月.勝浦市長選・水野候補必勝に向け、全支部の総決起をお願いします。市長選への挑戦、それは動労干葉にとっても新たな飛躍をかけた大挑戦だ。時代の流れに異義を申し立て続けてきた動労千葉の存在が求められている.必勝に向け全力を。

2011団結旗開き
1月8日(土)13:00
DC 会館

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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