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パン段摩耗に伴う輸送混乱― 千葉支社団体交渉(6/28)報告 6月28日、千葉支社において、4月13日に発生した総武本線・松尾駅で発生した336Mのパンタグラフ段摩耗発生に伴う交換ー大幅な輸送混乱に関する団体交渉が行われた。 千葉派出からの報告後、459kmも走行後に交換作業 当該列車については、前日(12日)の444M(211系)時点ですでに段摩耗が確認され、検査派出による交換作業が行われるはずだったのだ。 指令は、検査担当者からの報告を聞いていない? 団体交渉において千葉支社はは、指令からの指示が行われなかったことについて、次のような回答を行ってきた。 会社 指令は、マイク交換については無線の記録があるが、パンタグラフに関する交信の記録がなく、確認できない。指令も、パンタグラフのことについては覚えていないということだった。 会社は、派出担当者が連絡したことは確認していながら、指令では記録がないから連絡を受けたかどうか分からないという回答を繰り返すとともに、13日に松尾でパンタグラフの段摩耗による交換作業があったことを聞いた段階で「そのような話があったような気がする」と担当の指令が思い出したようだとの回答を行ってきた。 「パンタグラフ」と聞いても危機感を持てない現状 この問題は重大な問題だ。派出担当者が連絡している以上、指令に連絡がいったことは確実だ。会社は、「走行可能と判断した」との報告を受け、そのままになったのではないか」との回答も行っているが、それですむ問題ではない。「パンタグラフ」や「段摩耗」と聞いた段階で、今後、パンタグラフの故障が起きる可能性があること、次の交換場所はどこなのか等を考え、即座に指示・通告するようでなければ、本来の指令の役割を果たしているとは言えないのだ。マイクの交換作業も重要であるが、「パンタグラフ」と聞いた瞬間に安全上、パンタグラフの方が優先するという感覚を持たなければならないはずだ。 |
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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