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改憲・戦争と民営化=労組破壊に立ち向かう労働者の国際的団結を!
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11・5全国労働者総決起集会は、動労水戸・石井副委員長の司会で正午に始まった。
開会のあいさつは、全国金属機械港合同の中村副委員長が行った。
今、日本社会は、北朝鮮の核実験をめぐって戦争前夜のような状況が作り出されています。大国が核を武器にして侵略の脅威を作り出している現状の中で、共和国の核実験を批判し、国連における制裁決議を発動するのは、勝手な理論です。
アメリカの利益にかなう国なら何をしても許し、意に反する国は徹底的に攻撃するというブッシュ政権の世界戦略と闘いましょう。
一方、国内においては規制緩和によって労働者・国民は生活を破壊され続けています。貧富の格差が目に見えて拡大している中で、労働組合の原点である労働者の「生活と権利を守る」という運動の柱を今一度確認しあおうではありませんか。
関西地区生コン支部は、4度にわたる逮捕攻撃を受け闘っています。動労千葉は「闘いなくして安全なし」をスローガンに闘っています。これらの闘いをわが身のものとして共闘し、いかなる弾圧や攻撃にも、労働者が闘いで連帯することを確認しようではありませんか。
一年間の闘いを共有し、これからの1年間、職場・地域で奮闘することを願い、主催者のあいさつとします。
鉄建公団訴訟の原告らを除名するための臨時大会の中止を求めた組合員を公安警察に売った国労本部。組合内部のことに対して、党派による行為とでっち上げをし、1年3ヵ月も拘留し、現在まで3年半余り裁判が続けられている。
昨年NHKのインタビューで、分割民営化当時の首相・中曽根康弘は、「総評の中心の国労をつぶす。その結果、総評も、社会党も瓦解することとなった。」と語っています。
5・27臨大弾圧は、戦後憲法での団結権破壊の最先端を行く弾圧です。そして反対運動の分裂を図っているなど、労働者の団結権そのものへの攻撃です。再び侵略戦争をくり返してはならない。「美しい国」とは、侵略戦争に身を捨てろという、権力の言葉だ。惑わされてはならない。みなさんと一緒に闘いぬく。
北朝鮮の核実験は戦争勢力の本性をさらけだしました。イラクを侵略したアメリカが北朝鮮、イランに襲いかかろうとしています。本当の戦争勢力を見誤ってはならない。改憲に向かう攻撃と共に司法改悪が進んでいます。それは、国営弁護士づくりであり、破滅的な増員による弁護士破壊、裁判員制度による司法への国民総動員です。これらの攻撃に全国の弁護士は勝利的に闘っています。私の後ろに日弁連弁護士、2万2000の4分の1、5500人の仲間がいることを報告します。
「裁判員制度はいらない」と言う本を出版し、司法改悪が改憲、戦争と結びついていることを明らかにしました。この本は完売です。戦争反対の勢いを決定的にしましょう。
全国で憲法9条を変えるなというキャラバン運動を展開しました。この行動をとおして署名は20万筆になろうとしています。臨時国会は、教育基本法をめぐる山場です。共謀罪も突如強行採決状況にはいってきた。この状況のなかで闘いを担うものにとって、来年の参院選挙の結果がこの国が戦争に向かうのか、それに制動をかけるわれわれが勝利するのかの状況が刻々と迫ってきました。
訴えたいことは、来年の参院選挙までに70万筆の署名を確実に手にしたい。改憲策動の中でわれわれがその闘いの中心に進んでいきたいと思っています。断固とした闘いをみなさんと共に勝ち抜きたいと思っています。
連帯のあいさつの後、韓国、アメリカの代表からの決意表明が行われた。
※ この後の発言については次号で報告します。