幕張支部第28回定期大会
基地縮小攻撃との本格決戦に起つ!
幕張支部第28回定期大会が、11月22日、DC会館において開催された。
大会は、小沢書記長の開会あいさつで始まり、議長に吉野六さんを選出し、この間の強制配転者13名の復帰が全組合員の力の結集であること、そして1047名解雇撤回闘争−3争議団・闘争団の団結の進展、外注化攻撃阻止に向けた、重要な大会としての位置づけが明らかとなった。
若い仲間の加入が最大の成果!
冒頭あいさつに起った、山田支部長は、「この一年間の全組合員の協力に感謝し、東日本で唯一外注化を阻止し続け、構内ハンドルの見習いや、強制配転者の復帰を実現してきた。7月1日に若い仲間を迎えられたことが何よりもうれしい。来年から基地縮小攻撃−183系の廃止、217系200両の鎌倉移管など本格的な決戦となる。団結して闘っていきたい。組織拡大へひとりひとりが自分なりのやり方で考えてもらいたい。幕張の職場を守り、安全を守る闘いとして全力で闘っていきたい」と決意を込めたあいさつを行なった。
闘いをけん引した幕張支部!
続いて、来賓として本部田中委員長より、@、動労千葉の前進を山田支部長を先頭にして幕張支部が切り拓いている。A、外注化を止めシニア制度を打破したことに自信と確信を!ひとりひとりの労働者がこうした力を持っている。B、安全運転闘争〜尼崎事故糾弾の闘いの進展、C、来春からの幕張縮小攻撃との闘い、D、年内〜来春闘争−蘇我運輸区新設などをはねかえして、さらに一歩突き進んでいく、E、憲法改悪攻撃との対決、F、11月労働者集会の成功〜韓国派遣団−日本の労働者の代表としての動労千葉の位置、分割・民営化に首をかけて立ち上がったわれわれが、どこに行っても通用することがわかった。団結・信頼関係を築いて闘う体制を確立したい。
主な質疑応答
◎来年度、211系車両が入ってくるうわさが聞こえてきている。もしそうなった場合には交番検査の方法も違ってくると思われる。状況について聞きたい。
◎強制配転者の検修部門−幕張への原職復帰が実現された。しかしまだ士職への原職復帰や、2等級・3等級の組合員もいる。また定年延長については試験なしが当然だと考える。
◎検修部門の外注化について、どのような攻撃が他管内・地区処ではかかってきているのか?外注化攻撃には断固たる構えで闘いたい。
◎新系列車両の諸問題について、その摘発や故障原因の究明、対処方法など、今後も業務を武器として、引き続き闘いを強化していきたい。
等々の意見・質問が出され、来年本格的な決戦段階に入る幕張縮小攻撃との対決を、全組合員が意志統一を図った。
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