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レールがこんな状態だ!
総武快速下り線・市川駅(東京方)

無数のシェリング傷が2m以上にわたって続き、レール踏面は波打ってぼこぼこ状態だ。(総武快速下り線・市川駅)拡大写真

 この写真は、総武快速線(下り)市川駅・東京方のレールの状態である。
 「走行音が変わるほどひどい」と、利用者から連絡があり、組合で調査したところ、無数のシェリング傷が2m以上にわたって続き、レール踏面は波打って、ぼこぼこ状態だ。あまりにひどい。拡大写真
 千葉支社に対しては、千葉駅9番線や7番線の異常磨耗等と併せて、直ちに申し入れを行い、改善を求めている。
 稲毛駅付近も、レールは補強板だらけの状態であり、船橋駅付近でも、レールに穴があいてしまっている状態で、補強板を噛ませている箇所がある。
 しかし、この写真の箇所は、傷があまりにも多すぎて補強のしようもなかったためか、補強板も設置されていない。
 千葉支社との間では、今年度、総武快速・緩行で約10q、140箇所に及ぶレール交換をすることを確認しているが、一刻も早い交換工事が必要だ。
 また、それまでの間、運転速度を制限する等の緊急措置も必要である。さらには、全面的な外注化してしまった保線業務体制の見直し、かつての周期の約3倍に延伸された徒歩巡回周期の見直し等、より抜本的な対策もとる必要がある。JRは、抜本的な安全対策を実施しろ!

線路状態等、危険箇所の実態調査を!

 乗務員分科会は、7月14日、常任委員会を開催し、改めて、線路状態等の危険箇所の実態調査を全区で実施することを決定した。昨年の調査でも数百箇所の問題点が集約され、団体交渉が行なわれた。レール破断の頻発に対する二度のストライキ、今春の安全運転闘争、そして実態調査が、ぼう大なレール交換を実現させた原動力となった。実態調査を取り組もう。

処分を恐れず闘い抜く運転士に連帯し、16回の駅頭街宣、8000枚のビラ撒き

 動労千葉を支援する会は、5月25日から始まった動労千葉の安全運転行動に連帯し、山本事務局長や千葉の仲間を先頭に連日、駅頭街宣行動に決起しています。
 動労千葉の運転士は、“闘いなくして、安全なし”を心に決めて、全員が一糸乱れずに組合指令を堅持してがんばっています。この動労千葉運転士たちの気持ち、決意と行動に応えられずに「支援」を口にすることはできません。多くの仲間は、休日には都議選の応援に出かけるという状況の中でしたが、千葉の仲間を中心に、平日に仕事を終わって結集し6時半から8時まで街頭宣伝を貫徹しました。
 5月28日の千葉駅頭を皮切りに、翌日29日には、東京・阿佐ヶ谷駅頭で、「つくる会」教科書の採択を絶対阻止する街頭宣伝と一体となったビラまき行動を行いました。この5〜7月の一ヶ月半に、千葉駅3回、津田沼駅3回、船橋駅2回、稲毛駅2回、水道橋駅2回、市川駅、さらに常磐線の柏駅2回、阿佐ヶ谷駅を入れて全部で16回の駅頭街宣、8千枚のビラ撒きを行いました。
 各駅での反応はすごいものがあります。バスを待つ労働者は、私たちのアジテーションを聞いて我先にとビラを受け取り、またバスの運転手からの熱いエールが送られ、また演説を聴いていた年配の方が冷たいお茶を差し入れてくれたり、すごい反響でした。とりわけビラ受けが悪いと言われていた津田沼駅での反応はすごい。立ち止まって聞く人が多く出ました。どの駅も、1時間もたたぬうちに500枚がはけてしまいます。
 支援する会は、今回の動労千葉の安全運転行動が続く以上、断固としてビラ撒きを継続します。
 そして処分を粉砕するために千葉から東京全域、全国での支援行動に立ち上がることを訴えます。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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