DC通信No.5 「東労組内部の抗争」−−今こそ、勇気をもって決別しよう。NO2
03/02/21
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東労組の革マル支配が瓦解しようとしている

東労組の革マル支配が瓦解しようとしている。それは、千葉地本委員長・小林克也のこの間の発言からも鮮明に見てとることができる。内容が全く無くなっている。文字通りゼロなのだ。
 機関紙に旗開きでのあいさつが掲載されているが、次のとおりである。

▼8名の辞任問題について

 「本部8名の辞任がありました。任期半ばでの辞任ということで、それ自身は問題であると思います。千葉地本としては東労組のために一生懸命やってきました。これからも一生懸命やっていくつもりです」・・・これだけである。だから何だというのだ。これほど重大な問題に何ひとつ見解も言わない。小林だって本部副委員長を兼務しているわけで、しかも1月23日には、中央執行委員会の名前で「反松崎の権力構造をつくることを目的とした背信行為」だという正式見解もだされている。一体どういう立場で何を一生懸命やるというのだ。

▼当面の課題について

 ひと言で言えば、4月に九条連の集会をやるという以外は何ひとつ無い。財界の側から全面的な賃下げが宣言されて、 これだけ大騒ぎになっている春闘についても、文字通りひと言もない。その代わりということなのか、「3月に全機関がレク・サークル活動をる月にしたい」「そういうところに出来るだけ多くの組合員・家族を集めて東労組意識を醸成させている」というのだが、それ以外のことは何ひとつ言っていないのだ。

▼逮捕・家宅捜査問題について

 組合員の逮捕問題すら、最後にひと言、他人ごとのように触れているだけである。
「憲法で保障されてた労働組合運動が否定される」とか、形式的な言葉が並べられるだけで、怒りのひと欠けらも感じとることができない発言だ。
 小林克也は、かげに回っては、コソコソと「松崎は許せない。さつき企画を私物化している。独善的だ」などと非難している。だったら組合員の前で堂々と自らの考えを述べればよいではないか。だがそれもできない。結局、松崎の顔色をうかがい、会社の顔色をうかがって、その時々の形勢で、どちらちにでもつけるように日和見を決め込んでいるだけの卑劣なやつだ。ここには組合員・職場を主人公とした発想など欠けらもない。いくら「全員参加の労働運動」などと言っても虚しく響くばかりだ。
 われわれは、ウソ八百を並べて「動労千葉は絶対に潰す」と叫びたてたことだけは絶対に忘れない。

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