先頭に立つのは労働組合
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最高裁宛署名運動呼びかけ人 横田
厚さん(元国労釧路闘争団) 分割・民営化を問い直す |
最高裁宛署名運動呼びかけ人 下山房雄さん(九州大学名誉教授) |
11・3全国労働者集会への国鉄1047名解雇撤回・動労千葉最高裁闘争支援要請のメッセージ 最高裁宛署名運動呼びかけ人 国鉄労働者1047名の解雇反対闘争は、1980年代に入って以降、国鉄の分割・民営化のなかで、大量の人減らし「合理化」が推進され、1987年に強行された解雇通告を拒否した労働者とその関係労働組合、支援運動が開始し、今日まで裁判闘争として続けられている歴史的な闘いであります。 |
呼びかけ人の訴え 「戦う労働組合」として労資間階級闘争の最前線に立つ動労千葉が、組合つぶしを狙った10・1検修構内外注化の阻止に向けたストライキに突入しています。 |
佐藤功一さん 全国運動要綱の「新自由主義攻撃への対抗軸となる新しい労働運動をつくりあげる」に共鳴して「呼びかけ人「にさせていただきました。 労働者の全国的な団結がすべてを決する時 1047名の国鉄不当解雇撤回闘争は、国鉄分割・民営化反対闘争と連続する一体の闘いであります。日本の労働運動の最先端でありました。その歴史的な意義と教訓を引き継いでいくことが、ますます必要な情勢となっています。 原則的に闘う労働組合が必要 闘ってこそ次への展望を切り開く ほんとうの労働運動をつくろう 闘いは剣が峰 国鉄闘争がいま、まさに剣が峰に立たされておるんじゃないか。もし国鉄闘争が潰されることになったら日本の労働者の先が開けない。企業がほしいと思えば雇う、いらんとなればやめてくれと首を切る。働いても働いても食えない状態の賃金でこき使われる。そういう状態に全体的になってしまうんではないか。 恐ろしい社会に変貌 国鉄の分割・民営化を境に、労働者派遣法が秘かに施行され、世の中には働いても働いても不安定な生活を余儀なくされているワーキングプアと呼ばれる労働者が溢れ出し、正規、非正規雇用という、格差が拡大する恐ろしい社会へと変貌してきている。 闘いは終わっていない 国鉄分割・民営の不当性の認識は消してはならない。分割・民営化に抗する闘いは終わっていない。いま分割・民営化の総仕上げと言うべき外注化、子会社化が進められている。これに対する闘いなくしては労働者の未来はない。厳しい状況の中で労働運動再生に向けた闘いに立上がった動労千葉の運動に期待し、支援します。 |
新たな全国運動に期待する! |
競争やめて団結しよう これを手にしたあなたへ 私が物心ついた頃に、国鉄労働者が1047名も解雇され、以来彼らは20年以上闘っています、この闘いは彼らの決意、信念があっての闘いであることは間違いないのですが、この闘いを長きに渡って支援してきた多くの労働者がいたことを忘れてはいけません。また被解雇者は支援者に支えられると同時に解雇撤回の闘いを継続することで、多くの労働者を激励してきました。彼らは決して救済されるだけの存在ではないと言うことです。私は彼らの闘いから多くを学び、その教訓を自らの職場での闘いに活かしています。職場で闘うことは決して楽ではありませんが、時代や産別を超えて彼らの理論と実践は通用します。原則を貫く闘いに「古い」とか「時代遅れ」などないということです。 ▼北野弘久(日大名誉教授) ▼北原鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長) ▼高 英男(連帯労組関西地区生コン支部副委員長) ▼中村吉政(全国金属機械港合同副委員長) ▼国労新潟駅連合分会 ▼高山俊吉(弁護士) ▼葉山岳夫(弁護士) ▼鈴木達夫(弁護士) ▼ジャック・ヘイマン(ILWUローカル10執行委員) ▼テッド・ルードウィック(元AMFAローカル33委員長) ▼私たちは、2009年2〜3月に、希望退職・割増退職金を蹴って、全員が解雇を迎え撃ち、解雇撤回闘争を闘っています。「政治和解」 を拒否する国鉄労働者と心を一つに勝利の日まで闘います。(全国社会保険協会連合会労働組合) |