解雇撤回まで闘う! これが労働者の魂だ!
動労千葉争議団、国労闘争団の決意
先頭に立って最後まで闘う
高石正博(動労千葉争議団長)
ここまできたら最後まで闘うしかない。あの和解内容で終了してしまう1047名闘争であってはならないと思います。そういう和解に僕らは乗るわけにいかない。動労千葉は和解の対象から除かれています。俺たちはフリーハンドになった。今まではちょっと遠慮しながらやってきました。これからはそうはいきません。俺たちが先頭に立って全国に出て、闘う。そういう気持ちでこれからも闘っていきたい。いままでのみなさんの激励を心に刻みながら、最後まで、彼らの言う『納得のいく』解決まで闘っていきたい。
原則を曲げずに
中村 仁(動労千葉争議団)
労働者の解雇を許して労働組合は成り立つんですか。われわれは「一人の労働者の首切りも許さない」を貫いて解雇された。これが労働者の魂です。その魂が崩されようとしてる。条件闘争なんかいらない。原則を曲げずに闘う労働運動をつくりましょうよ。その武器として全国の労働者の中に物販を持ち込んでください。私を呼んでください。
これから本当正念場迎える
中村俊六郎(動労千葉争議団)
23年間、みなさんには大変お世話になってます。しかしこれで終わりではありません。
これから本当の正念場を迎えるんだと思っています。これからもがんばっていきたい。
全国の支援を裏切れない
成田昭雄(国労旭川闘争団 )
多くのみなさんから物心両面で支援を受け、応援してくれたことに対して、俺は後ろ足で砂をかけることはできない。同情や哀れみなんかいらない。分割・民営化以降、すべての労働者、老若男女すべて、青年、学生、年金生活者までが大変なつらい思いをしていることが身に染みました。
私は、これから、みなさんとともに闘うことを決意します。
24年前の決意は変わらない
羽廣 憲(国労小倉闘争団)
24年前の決意はなんだったのか。「国鉄分割・民営化に反対」――これはいまも変わらない。不当労働行為、違法行為を行った政府、JR資本を絶対に許さない。どこまでも解雇撤回を闘い抜く。
その覚悟で署名しなかった。後悔しないためにも、4人の団結を維持し、拡大しながら、解雇撤回まで仲間とともに闘います。
動労革マルが解雇ねじ込む
小玉忠憲(国労秋田闘争団)
私は旧秋田鉄道管理局で一人だけ首になりました。採用名簿に載っていたんです。だけれども、旧動労革マル松崎一派が、自分たちが裏切ったのに、分割・民営化に反対した国労組合員まで採用するのは許せない、何がなんでも首にしろと当時の国鉄総裁にねじ込んだ。
これを国家的不当労働行為といわずに、何を不当労働行為というのか。
この解決案は絶対飲めない
石崎義徳(国労鳥栖闘争団)
旧国鉄の責任を問わない、このようなことは絶対に許すことはできません。それは、国鉄労働者だけでなく全労働者の問題です。この解決案を飲むことは絶対にできない。
これからも、旧国鉄と政府の行った不当労働行為の数々の責任を追求し続けることが、労働者の現実を変えていく。
そのために苦しくとも闘っていくことが正道だと思っています。