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第30回鴨川支部定期大会を開催(10月29日)
上村新支部長体制を確立
ー鴨川派出存続・組織拡大へー

鴨川支部は、10月29日、鴨川市内において、各支部の先頭を切って第30回支部定期大会を開催し、融合化・統括センター化、外注化・合理化攻撃に突き進むJRーCTSと闘いぬき、鴨川派出を存続し、組織拡大に向けて全力で闘う方針を決定した。

大会は、開会挨拶のあと宇佐美支部長のあいさつを受け、本部を代表して渡辺書記長があいさつに立ち、「この間、新幹線が300`以上で分離したり、輪軸の組立においてデータの改ざん等の不正が発覚するなど安全が崩壊しようとしている。一方、JRが特急の車掌を基本1人乗務にすること、鴨川運輸区の車掌業務を全部他区へ移管するとの提案を行ってきた。今後、特急の削減や鴨川派出の存続問題が出てくる可能性がある。組織拡大で反撃しよう。そのためにも11・3労働者集会へ結集しよう」と訴えた。その後、会計報告、活動方針等が提起され、質疑討論が行われた。

質疑で出された主な意見

  • 車掌業務が移管されたら、特急の削減や今後の鴨川派出の存続問題になりかねない。存続に向けて頑張る。
  • この間、イノシシや鹿との衝突が多く、鴨川派出からも出動している実績がある。
  • 日常的に竹や木が列車の前面に当たっている。除草も全くできていないから動物とぶつかる。早急に対応が必要だ。
  • シニア組合員への登録状況はどのようになっているのか。
  • 今後の支部体制のあり方について本部としてどのように考えているのか。

支部及び本部から答弁が行われた後、満場一致で方針を採択した。役員選出では新たに上村支部長体制を確立した。最後に団結ガンバローを三唱し、支部定期大会は成功裡に終了した。

統括センター化撤回!
久留里線廃線化攻撃と闘おう!
第48回木更津支部定期大会(10月30日)

木更津支部は10月30日、第48回定期大会を開催した。議長に岡田徹君を選出し、議事が進められた。冒頭、吉野道夫支部長は1年間の闘いを総括し、11・3集会への結集、久留里線と地域を守る会との協力、連帯を訴えた。

本部を代表して関委員長があいさつし、組織拡大実現への闘いとシニア組合員として組合の闘いを継続し、次世代に闘いと団結を継承することへの挑戦を訴えた。

また、久留里線廃線化との闘いでは、廃線ありきの検討会を弾劾し、労働者と地域の生活をないがしろにするJRの攻撃との対決の重要性を語った。そして、11・3集会への結集と動労千葉排除の65歳雇用拒否粉砕の闘いへの決起を訴えた。

1年間の闘いの総括と、決算報告、会計監査報告に続き、方針案、予算案が提起され、その後活発な討議が行われた。スローガン、方針、予算の各案が採択され、小柴新支部長体制を確立して大会は成功裡に締めくくられた。

質疑で出された主な意見

  • 天気や獣害で入出区が遅れると振り回される。列車の回しがちゃんとされていない。
  • 統括センター化で運輸区と駅が同じ職場に。当直も駅からも来る。乗務前の点呼に行くと顔も知らない当直がいたりする。
  • 久留里〜亀山間は機械で木を切って、9・6`のうち2`くらいはきれいになった。運転していると明るく感じるくらいだ。伐採用の機械もあって、その気になればすぐできるのに、やっていない。
  • 久留里線で運休になると、再開できるのに再開せず、2時間後に「運用通り」になってから再開したりしている。乗客のことを考えていない。
  • JRの報告では久留里〜亀山間は1年で2億3千5百万円の赤字。たった3駅で?
  • オスプレイは1機200億というがポンコツで飛ばせない。それを20機も買っている。地域で話しを聞くと、「それを返して、久留里線を走らせろ」と怒っている。
  • ニュースで「ローカル線が赤字」と宣伝されている。一方で、黒字路線でボロ儲けしていることは言わない。国鉄からJRになるときと同じだ。

貨物年末手当1・62箇月!

JR貨物は11月14日、2024年度年末手当について以下の通り回答した。

  1. 基準額は、基準内賃金の1・62箇月分とする。
  2. 支給日は12月6日(金)とする。

動労総連合は、組合要求とあまりにもかけ離れた超低額回答であり、もちかえり検討するとした。

昨年は1・63箇月であり、シニア社員にとっては期末手当が60歳前の毎月の賃金より低い。怒りを継続させ25春闘へ! 第30回支部大会の成功をかちとろう!

組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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