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中央・総武線緩行線含む首都圏 7路線でワンマン導入発表喜?社長 「車掌1100人減」来春・常磐線で初の10両ワンマン
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[2025年春からワンマン化]
[2026年春からワンマン化]
[2030年頃までにワンマン化]
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記者会見で喜?社長は、「現在車掌は4500人」「30年頃に1100人ぐらいの要員減」「『創造的な仕事』へシフトさせる」と説明した。
これから5年ほどの間に車掌全体の4分の1もの要員削減を強行するというのだ。
こんなことがまかり通れば、車掌として働いている仲間はどうなるのか? 絶対に許すことはできない!
首都圏・長編成でのワンマン化は、これまでとまったく違うレベルでの攻撃だ。
混雑したホームで、長編成のドアすべてを確認しながらドア開閉を行うというのは、非常に神経をすり減らす仕事だ。外房線では2両ワンマンでさえ、降車時に転倒・骨折するという重大事故が起きている。ホームドアや運転台モニタを設置したから解決するような問題ではない。
ワンマン化ではこうした業務も、異常時の対応も、すべて運転士一人に責任が押し付けられ、激しい労働強化が強制される。安全や異常時の対応はないがしろにされ、切り捨てられている。
この攻撃は業務融合化・統括センター化攻撃の全面化でもある。会社はこのワンマン化によって、「社員の就労意識を『人ならではの創造的な仕事』へシフトさせる」としているのだ。
会社は何度も「これからは鉄道ではなく価値創造」と繰り返している。つまり、毎日鉄道を必死に運行し、安全を守る仕事に「何の価値もない」と言っているのだ。「価値創造」とは、企業として利益を上げることだけ。こんなふざけた話があるか!
会社は現場を諦めさせ、互いに蹴落とし合う競争に駆り立てようとしている。だが、鉄道も現場労働者もないがしろにする施策は矛盾に満ちている。職場からの団結した闘いこそ、攻撃を打ち破る力だ。
鉄道の安全も労働者の権利も破壊するワンマン化を許すことは絶対にできない。今こそ職場に闘う労働組合と団結を取り戻そう。すべての仲間は動労千葉に結集し、ともに闘いにたちあがろう。
組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!