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7・14国鉄集会報告B  各団体の発言紹介

国境超えた団結で戦争危機止めよう
韓国鉄道労組・ソウル地方本部 カンジョンナム本部長

韓国の鉄道労働者も、鉄道の統合運営と安全人員確保、そして鉄道の公共性強化のために闘っています。

韓国鉄道公社は昨年の4日間のストライキを理由に、委員長・本部長・支部長を懲戒しようとしています。このストは、鉄道を統合し、公共性を強化するための正当な合法的ストライキでした。これに委縮することなく立ち向かい、堂々と闘っています。

われわれは、日本の保守政権による国鉄分割・民営化と、公共部門の民営化、これに立ち向かった同志たちの闘争についてよく知っています。特に、1047名解雇撤回闘争と、継続される構造調整に対する動労千葉の同志たちの模範的で素晴らしい闘いについても多くを学んでいます。同志たちの先んじた経験と闘争は、韓国の鉄道労働者にとって良い教科書です。

韓日両国が軍事協力を強化し、東アジアの戦争危機を作っています。労働者の国際連帯の力で平和を作りましょう! 闘う労働者は一つです! 資本に国境がないように、労働者の連帯にも国境はありません。ともに連帯し闘うことだけが戦争危機を克服し、新自由主義を破綻に追い込み、より良い社会を作ることができると信じ連帯し闘います。

ローカル線廃線化を許さない

久留里線と地域を守る会
都築事務局長

7月16日に久留里線(久留里〜上総亀山間)の第4回検討会議が開催されることが決まりました。その場で「今後の地域交通形態のあり方について検討する」となっています。今まで、検討会議は「(存続も廃線も)何も前提にしない話し合いだ」と言いながら、ついに「新たな交通形態を考える」ということを言ってきました。7月5日には、読売新聞に「検討会議を年内に終わらせる」という記事が出ました。地元では「どういうことなんだ!」「こんなこと絶対に許さない」と怒り心頭になっています。全世界どこを見ても、赤字だから廃線にするなんて国はどこにもありません。日本だけです。

先日『噂の東京マガジン』という番組で久留里線問題が取り上げられました。ユーチューブで見られますので検索してみてください。よろしくお願いします。

動労総連合・新潟
杉野委員長

水害で不通となっている米坂線の問題で、「米坂線の早期復旧と地域活性化を考える会」 が5月19日に総会を行い、村上市や新潟市、JR東日本新潟支社への申し入れ、新潟県側の起点=坂町駅で街宣行動を行いました。山形県側でも早期復旧を求める会が結成されています。共通しているのは、「米坂線の復旧に国が責任をとるべきだ」ということです。

この問題は単なる地方鉄道線の廃止問題ではなく、戦争国家化、中国侵略戦争へ向かおうとする岸田政権の、さらに積極的に国策企業になっていこうとしているJR東日本の意思だということです。

久留里線や芸備線、さらに山口、南九州など自然災害で、いまだに復旧していない路線があります。それらに対して、JRの姿勢をただし、JR体制そのものを変えていく運動をつくっていくことが求められています。そのために動労総連合新潟は闘っていきます。

職場に組合を結成しました!
動労総連合東京・環境アクセス支部 宮本支部長

私たちは環境アクセスの労働者で、駅と車両清掃で働いています。

5月25日に結成大会を行い、7月5日に会社にたいする通告を行いました。組合の仲間は「自分たちで新たな道を切りひらいたんだ、と実感した」「自分は失敗もするが責任をもって頑張ってやっていく」と感動しています。

事業所前でビラ配布も行い、同僚が職場の不満を話してくれることも増え、政治に対する憤りや、「戦争はどうして起きるのか」とビラを読んで話しかけてくれたりしました。既成労組は何もやらなかったので、私たちは小さなことから大きなことまで、やらなくてはいけないことがたくさんあると感じています。

労働者の命や健康や生活を守るために闘い、労働者の力を示すストライキも必要になってくると思います。労働者の力を結び付け、ストライキ闘争がもっと大きく強くなれば、労働者が戦争を止めることもできるんだという意識と希望を作り出していきたい。

組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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