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3月ダイ改・運輸区廃止・一宮派出廃止反対!@ 京葉線特別快速・朝夕快速全廃/
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現行 | → | 改定 | |
平日 | 59本 | 始発〜9時台 | 廃止! |
10〜15時台 | 24本 | ||
16時台〜終電 | 廃止! | ||
土日 | 89本 | 始発〜9時台 | 廃止! |
10〜15時台 | 47本 | ||
16時台〜終電 | 廃止! |
12月22日、千葉支社は3月ダイ改に関する提案を行ってきた。
ダイ改では運輸区廃止・統括センター化、派出廃止や特急の全席指定化・5両化、「柔軟な短時間行路」、窓口廃止など様々な攻撃が仕掛けられている。
京葉線の特別快速全廃、日中帯(10〜15時台)を除く快速列車全廃には、沿線自治体・住民から怒りの声があがっている。
東京―蘇我間の所要時間は朝は14分、夕夜間帯で19分ほど増える。快速全体の本数も、平日は上下線合わせて59本から24本に、土休日は89本から47本に大きく減る。
千葉支社は、「快速は混雑しているが通勤快速は乗車率7割ほどで、乗客数を平準化する」「快速が停車しない駅の利便性向上」などを理由にあげている。
だが、京葉線沿線や内房・外房線でも「京葉線快速で東京に出られる」という理由で引っ越したり家を購入したりした人も多い。通勤や通学、保育園の送迎など生活に直結する重大な改悪だ。
JRは地元の住民・自治体の声も聞かず、まともに話し合うこともなく、一方的に「快速全廃」を打ち出した。こんな傲慢なやり方があるのか!
それだけではない。京葉線は複線のため、快速が各駅停車を追い抜くためには各駅停車を一時待避させなければならない。しかも、風によって遅れが多発する区間でもある。列車が乱れれば、待避駅がどんどん変わる。そうした列車送配を行う技術力が低下しているのだ。
さらに、ワンマン化を見据え、乗務員が待避駅変更のやり取りをする必要をなくそうとしていると考えられる。今ダイ改でも常磐線では5両ワンマンのさらなる拡大と車掌削減が打ち出されている。
鉄道の現業部門をないがしろにし、地域の生活も踏みにじる攻撃を打ち破るのは、職場の団結と闘う労働組合の力だ。
地域の怒りとともに3月ダイ改、運輸区廃止・統括センター化、派出廃止攻撃粉砕の闘いにたちあがろう。
沿線住民・自治体から怒りの声
◯神谷・千葉市長:
「極端な変更で、市民生活を支える広域交通の在り方としてとても容認できない」
「特に房総や千葉市から東京への通勤通学、幕張新都心へのアクセス等に相当な影響がある」
「自治体が子育てと仕事が両立する環境をつくろうとしている中、その根底を揺るがす」
◯利用する住民からは、「保育園の送迎が間に合わなくなる」といった声が400件以上寄せられている。
◯熊谷・千葉県知事:「沿線住民や事業者にとってマイナス。容認できない。JRに強い形で申し入れを行いたい」
◆3月ダイ改:千葉支社の主な内容
◯両国駅、市川駅の体制縮小(3/1実施)
◯湖北駅のみどりの窓口閉鎖(3/12実施)
千葉支社での現業機関における柔軟な働き方の実現について(統括センターの新設及び拡大)
実施日:3月16日(土)
組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!