構内・清掃の職場から闘いを
第48回津田沼支部定期大会
津田沼支部は12月15日、DC会館において第48回定期大会を開催した。議長に岩瀬君を選出し、議事が進められた。
冒頭、相馬支部長は「伝統ある津田沼支部であり、人数が少なくなってもまた1年間闘っていこう。JRの様々な施策はさらに進み、運輸区も統括センター化され、さらにはCTSの職場もどうなっていくのか。構内、清掃の職場から、闘いを盛り上げていこう」とあいさつした。
本部から関委員長が来賓あいさつを行い、「11月集会をはじめ、さまざまな闘争への参加ありがとうございました。65歳雇用問題の裁判は来年2月21日に判決が出る、そんな中でJR貨物・千葉機関区では65歳以降の雇用が行われそうだという情報もあります。注視していかなくてはならない。これまで闘い続けてきた団結力と、職場闘争で組織拡大につなげていこう」と訴えた。
2022年度経過報告、決算報告と会計監査報告の後、2023年度方針と予算案が提起され、議論が行われた。
出された主な意見
・運輸区が統括センター化され、CTS職場はどうなっていくのか。
・要員逼迫している中、嘔吐物などの作業はほぼ毎日。手当の改善を。
・輸送混乱時、入区番線変更の連絡が来ず、所定と違う番線に入ってきた。事故につながる事象だ。
・ベテランの力が必要。プロパーだけでは危険だ。管理者も業務が未熟で現場が苦労している。
その後、スローガン、方針、予算の各案の採択、役員体制選出が行われ、大会は締めくくられた。
65歳以降雇用延長裁判・労働委員会闘争
12/4千葉県労働委員会第9回調査
12月4日、65歳以降の雇用延長拒否・動労千葉排除をめぐる千葉県労働委員会の第9回調査が開催された。今回の調査では、論点整理の案が労働委員会側から提出され、次回に向けて論点について検討が行われることとなった。
「管理者だけ雇用」許すな
そもそも、CTSは現場労働者には「管理者も雇えないから、65歳以降は現場も雇用できない」という形で諦めさせておきながら、自分たちだけはこっそり隠れて都合よく雇用延長をしようとした。こんな不当なやり方を認めることは絶対にできない。
当初、CTSは「経営状況が良くなれば、情報提供サービスに登録してエルダーも雇用したい」と回答していた。ところが、ハローワークでの募集を再開してからも、「要員は足りている」とエルダーの雇用を拒否し続けている。
だが、実際には要員は常にひっ迫状態だ。笹本部長は裁判での証言で、ハローワークでの募集は「管理者層を育てるため」などと応えたが、ハローワークの募集には「要員補充の必要から」と書かれている。結局、募集を継続し続けなければ職場が回らないということだ。
雇用確保まで闘おう
それだけではない。例えば上回り業務は定型的な業務ではなく、様々な業務に習熟するためには十分な経験が必要だ。新人を増やしても1年もたたずに異動させるようなCTS幕張事業所の実態では十分な経験を積むこともできない。人数だけでなく、ベテランを揃える必要があるのだ。即戦力で技術と経験のある要員を確保するには、エルダー社員を雇用する以外にない。
それにも関わらず、エルダーの65歳以降の雇用を拒否しているのは、動労千葉排除のためだ。JR・CTSの不当な攻撃を許さず、希望者全員の65歳以降の雇用の確保、外注化粉砕まで闘い抜こう。
|