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日・韓・米の国際連帯20年!
日・独10年! 多彩なゲスト迎え国際連帯集会

戦争を止め、社会を変える力はここにある

主催者あいさつを行う関委員長(11月18日)

全国集会前日の18日、国際連帯集会が千葉商工会議所ホールで開催された。220人を越える参加で大いに盛り上がった。

この日は、2003年のイラク侵略戦争のただ中で始まった韓国・アメリカとの国際連帯開始から20年、ドイツの仲間との連帯行動が始まってから10年の記念すべき集会となった。

パレスチナでの大虐殺に抗する仲間、軍事政権の暴政と闘うミャンマーの労働者、在日・滞日の外国人労働者も含めて多彩な国々からの参加があった。

労働者に国境はない! 戦争を止め、社会を変える力はここにある! 血の通った交流を通して、そのことを強く実感できる集まりとなった。

日本における反戦闘争こそ

主催者を代表して動労千葉の関委員長が「日本においてこそ反戦闘争と労働運動の大きな発展をかちとりたい。それが国際連帯闘争のさらなる発展のためにも重要だ」とあいさつ。

全日建連帯労組関生支部の西山執行委員の連帯あいさつ、日本イスラム文化センターの中村和義さんからパレスチナ情勢の報告を受けた。

真剣な表情で聞き入る韓国・民主労総の仲間

集会の基調を国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんが提起し「韓日労働者の連帯を軸に、今こそ国際連帯の飛躍的拡大を」と訴えた。すべての原発いますぐなくそう!全国会議の織田陽介事務局長が汚染水海洋投棄弾劾のアピールを行った。

多彩な海外参加者のアピールを受け(発言裏面に別掲)、まとめの提起を全国金属機械港合同の木下執行委員が行った。

20年の連帯に感謝状を贈呈

民主労総ソウル地域本部の代表に感謝状を手渡す

集会終了後はDC会館に移動し、日韓米の国際連帯20年、日独連帯10年の記念式典を開催した。動労千葉から、韓国・民主労総ソウル地域本部、米・国際港湾倉庫労組第(ILWU)ローカル10、国際連帯の発展に尽力いただいた米・スティーブ・ゼルツァー氏、 ドイツ鉄道労働者ネットワークのウーヴェ・クルッグ氏に、それぞれ感謝状を贈呈。杯を酌み交わしながら、歌あり、踊りあり、熱い連帯アピールありのにぎやかな集いとなった。

海外代表団の発言

◆イ・ヒョンミさん
(民主労総ソウル地域本部・本部長職務代行)

「20年前、イラク戦争反対で始まった韓日国際交流が、いま全世界的戦争危機の中で再び合流していることは意義深い。民主労総は11月11日の韓国労働者大会でユンソンニョル政権を退陣に追い込む宣言を発した。日韓で反動政権と闘い、戦争を止めて労働者民衆の権利を勝ち取ろう」

◆ソン・ホジュンさん
(鉄道労組ソウル地方本部)

「動労千葉の中野洋元委員長は著書で『革命運動は胸躍るロマンだ』と書きました。このロマン、夢を見ることが大事だ。私たちが決してあきらめなければ韓国と日本の労働者たちも世の中を揺るがす日が来ます」

◆ホ・ピルデゥさん
(公務員労組ソウル本部トンジャク支部長)

「ガザでの虐殺を止めよう! ユンソンニョル政権の弾圧と労組破壊攻撃を許さず闘う」

◆ウーヴェ・クルッグさん
(ドイツ鉄道労働者ネットワーク)

◆ジャニエロ・バルトリップ さん
(国際港湾倉庫労組 ローカル10)

◆スティーブ・ゼルツァーさん
(労働党建設統一戦線委員会)

「帝国主義者・戦争屋に対する日米韓労働者の闘いと団結はますます重要だ。アメリカでのストの拡大は労働者の活性化を示している。アメリカ・イスラエルの戦争機構を停止させ、沖縄―日韓を含む世界中のすべての米軍基地を閉鎖するために、世界中でストを行おう」

パレスチナから

◆ガザ出身の在日パレスチナ人

「実家がイスラエルにより爆撃され家族・親族の命が奪われた。これを止めるため日本の皆さんも声を上げて下さい」(19日の全国集会での発言)

◆中村和義さん
(日本イスラム文化センター)

「ガザで起きていることは、宗教対立でも数千年前からの因縁の問題でもない。百何十年前から、ずっと抱えてきた純粋に政治的な土地の占領問題だ。他人ごとではなく自分のこととしてとらえてパレスチナの人々と連帯を」

ミャンマー

◆マ・テンテン・ウーさん
(在日ビルマ市民労働組合書記長)

「軍が国民を無差別に殺害していることは絶対に許せません。その軍を支えているのは日本政府です。上にいる人たちは民衆のことなんか何も考えていない。ミャンマーの独裁軍も日本の岸田政権も一緒。労働者が国際的に連帯して、言うべきは言う、倒すべきは倒す、怒るべきは怒りましょう!」

ビデオメッセージ

韓国全国金属旭非正規職支会

組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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