貨物協議会
関東支社に要員計画の具体策について団交の申入れ
千葉機の未来を切り開こう!
ダイ改まで5カ月あまり
JR貨物当局は、国鉄分割・民営化と真っ向から闘った動労千葉を敵視し、千葉機関区では30年以上も新規採用の運転士を配置してきませんでした。
千葉機関区では、2023年度に3名、24年度に11名、25年度に14名、合計28名が65歳を迎えます。ここ数年は「仕業の業務移管」というその場しのぎを続けてきましたが、これから国鉄53年・54年採用が大量退職を迎えるなかで完全に破綻をきたしています。
動労千葉は、第53回定期大会の決定方針に基づき、本社に対してシニア賃金の地域間格差是正、70歳まで働ける労働条件の確立、年末手当に関する申入れ、支社に対して、3月ダイ改まであと5カ月あまり、要員計画についての具体策について明らかにすることを求め、あらたな団交の申入れを行いました。
怒りと誇りをもって
貨物協議会ではこの間以下のとおりの取組を確認してきました(別掲)。
なにより、墨田川機関区や新鶴見機関区などでは65歳以降の指導員や本線乗務員の継続雇用がされているのに、なぜ千葉機関区では頑なに実施されないのか。本線乗務における技術・モチベーションの維持のために早め早めに手を打つべきです。不当労働行為の提訴も含め徹底的に追及していかなければなりません。
千葉地区の貨物鉄道輸送は、東北・信州・上州にタンク車を運ぶ重要な「ライフライン」であり、貨物の仲間はそれを誇りとし厳しい乗務を完遂してきました。貨物当局は「鉄道員」として何が大切なのか、胸に手を当ててよく考えるべきです。
怒りと誇りをもって新たな闘いを開始しよう!みんなの団結と知恵で未来を切り拓こう!
1.当局は「適正な要員配置に努める」としているが、その「具体策」について早急に明らかにすることを求める。
2.要求の基本としては、千葉機関区を「区」として存続させること。そのために、仕業移管ではなく、@65歳以降の雇用継続。A他 区からの転勤による要員補充。
3.内勤・外勤の現在の体制維持=機関車の夜間留置がある。高齢者一人による夜勤体制などは、急な発病、緊急時の対応など、運転保 安上の問題が大である。
4.11月支部大会の成功かちとり、次期3月ダイ改、24春闘勝利に向け、ストライキを含めた闘う体制を構築する。 |
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