第53回動労千葉定期大会 1日目
動労千葉の未来かけ組織拡大へ!
組合員の総力を!
10月1日、動労千葉第53回定期大会の1日目がDC会館において行われました。大会は、関副委員長の開会あいさつで始まり、佐野書記次長の司会で進められました。
まず資格審査が行われ、大会成立が宣言されました。議長団には、千葉運転区支部の高澤代議員、木更津支部の吉野代議員を選出し、議事が進められました。スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われました(別掲)。
来賓あいさつでは、最初に三里塚反対同盟から伊藤信晴さんが行い、「関委員長の大きな決意に感動しました。市東さんは農地強奪以降も『闘魂ますます盛んなり』と、微動だにしていません。肚をすえて現場・職場に根を据えて闘う動労千葉と共に闘います」とアピールし、10月8日の三里塚闘争への結集を訴えました。
続いて、新社会党・鳰川書記長、動労総連合水戸・照沼委員長、動労千葉を支援する会・織田事務局次長、OB会・永田会長、家族会・佐藤会長から、それぞれの立場からの感動的なあいさつを受けました。
その後、経過報告に入り、一般経過報告、労働協約・協定締結報告、会計報告、会計監査報告、組織・財政・規約検討委員会答申が行われました。
議事にうつり、大会延期承認、決算承認、労働協約・協定締結承認のあと、23年度運動方針案が執行部から提起され、1日目の議事が終了しました。
関委員長あいさつ(要旨)
1979年3月30日の動労千葉結成から45年を迎えようとしています。私たちは小さな労働組合ですが、団結を守りぬき、労働運動の常識を塗り替える画期的な闘いの地平を切り開いてきたと思います。
今回、大きな方針として、「70歳まで原則組合員」の方針を具体化し、新たにシニア組合員ということを提起します。
貨物も含めて、65歳以降の雇用延長と取り組むためにも、動労千葉の団結や人間関係を途絶えさせることなく、継続していきたいということです。私たちが築いてきたかけがえのない団結を、次の世代に引き継いでいかなければなりません。
今、私たちは本当に時代の分かれ道に立っています。ウクライナ戦争は終わるどころか、ますます泥沼化し、世界中の国々が軍拡と戦争の道に突き進んでいます。こうした時代と対決し、戦争を止め、社会を変える力は、団結した労働者・労働組合の闘いです。
JR東日本が「IT企業になる」という中で、本当に考えられない事故が相次いでいます。鉄道の安全が根本から崩壊し、「ここまでやるのか」という攻撃の数々がかけられる中で、労働者の権利を守るためも、鉄道の安全を守るためにも、闘う労働組合の存在が絶対に必要です。
その最大の闘いは動労千葉の組織拡大です。そのためにもシニア組合員の方針についても真剣な討議の上、確立をお願いします。
今年は、特別な決意を込めて11月集会への結集を訴えます。世界戦争の危機の中での11月集会です。その中で、他に類を見ない形で作り上げてきた国際連帯が20周年を迎える年でもあります。
世界中はストライキの嵐です。そごう・西武労組のストライキに見られるように、労働運動再生のチャンスを迎える中での11月集会です。本当に成功をかちとりたい。動労千葉にとっても未来のかかった集会です。組合員の皆さんの総決起を訴えます。
本日から明日にかけての大会成功に向け、活発な討議をお願いします。
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