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11・19労働者集会へ大結集を!よびかけ 発せられる

 本日14日、韓国・鉄道労組が鉄道の民営化に反対して4日間の全面ストライキに突入した。

 世界はいまストライキの嵐だ。新自由主義の崩壊で社会が社会として成りたたない状況に、ウクライナ戦争の激化から世界中で戦争の危機が迫り、激しい物価高に大増税…労働者の怒りは激しく高まっている。

 日本でも、ついにそごう・西武労組のストライキが闘われた。社会の圧倒的注目と支持は、労働組合のたたかいへの熱い期待を表している。まさに戦争をとめ、社会を変える力がここにあるのだ。

 11・19労働者集会の大結集で、労働者・労働組合の力を示そう! 今から勤務手配等行って、全力で結集しよう!

闘う労働運動の全国ネットワークを! 労働者国際連帯で戦争止めよう! 労働者の団結した力で新自由主義を終わらせよう!

11・19全国労働者総決起集会/改憲・戦争阻止! 1万人大行進への賛同と参加のお願い

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同
国鉄千葉動力車労働組合
国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動
改憲・戦争阻止! 大行進

 私たちは11月19日、日比谷野外音楽堂で全国労働者総決起集会/改憲・戦争阻止!1万人大行進を開きます。

 「闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう」と訴えて今年で26回目。本年の11月集会は、戦争の危機が世界を覆う情勢の渦中で開催されます。本来労働組合は、団結と権利の拠り所であると同時に反戦の砦でした。歴史の岐路に立って、特別な決意を込めて呼びかけます。今こそ闘う労働組合を甦らせよう!

 ウクライナ戦争は、世界戦争・核戦争の危機を高めながらますます長期化・泥沼化しています。広島で行われた5月G7サミットを契機にウクライナ戦争は一層米・NATO対ロシアの戦争≠ニいう様相を露骨にさせています。また岸田政権はG7サミットで被爆者の怒りの声を踏みにじって「核抑止」を正当化する「広島ビジョン」を採択しました。

 さらに東アジアでは、「ロシアを抑えつけ、中国を打ち負かす」という米国家安全保障戦略の下に「台湾有事」を口実とした戦争の危機が迫っています。岸田政権はその一翼を担って5年で43兆円という大軍拡に踏みだし、沖縄―南西諸島の敵基地攻撃基地化を進め、国会では、防衛財源確保法、軍需産業保護法、核・原発政策の全面的強化を狙うGX法、入管法改悪、マイナ法等、「戦争をする国」への臨界点をこえるような歴史的反動法案が成立しました。そして、日本、全世界で反対の声が燃え上がるさなか原発汚染水の海洋放出が強行されました。

 一方、労働者には大増税と物価高がのしかかり、雇用・賃金、社会保障、医療、教育、地域社会や鉄道、…すべてが破壊されようとしています。成長の余地を失った資本主義の危機こそが戦争を生み出す根源にあるものです。

 こうした現実に世界中で労働者が社会を揺るがすストライキやデモに立ち上がり、続々と労働組合が結成されています。

 日本では労働運動の深刻な危機が続いています。しかし、連合が自民党との癒着・一体化を深め、戦争政策や労働者への攻撃の協力者となっていっさいの求心力を失おうとしている一方、我慢のならない現実の中から、新たな闘いの胎動は確実に始まっています。西武・そごうでの61年ぶりの百貨店ストと、その闘いに対する社会的な支持の声の広がりは、そのことを鮮明に示しました。

 36年前の国鉄分割・民営化―総評解散・連合結成以来、困難を強いられてきた労働者・労働組合が力と尊厳をとり戻すときが来ました。私たちは、ストライキを復権させ、闘う労働運動を甦らせるために全力で闘いぬく決意です。

 私たちは何よりも第一に、自らにかけられた関生支部への歴史的大弾圧、JR資本を手先とした「労組なき社会化」攻撃を粉砕するために闘います。それが、すべての労働者の未来、労働運動の再生をかけた闘いだと考えるからです。

 第二に、2100万人を非正規職に突き落とし、社会を破壊して吹き荒れた新自由主義を終わらせるために闘います。労働者の団結した闘いだけがそれを実現できる力です。

 第三に、労働組合の最も重要な任務として戦争反対の闘いに立ち上がります。ウクライナ戦争を止め、中国への侵略戦争を阻止しなければなりません。

 第四に、国境をこえた労働者の国際連帯闘争をさらに発展させます。2003年のイラク反戦ストをきっかけに始まったアメリカや韓国の労働者との国際連帯闘争は、ドイツ、トルコ、イタリア、ブラジル、中国、台湾、ミャンマーなど全世界の労働者との連帯に発展しています。日米韓の政府は今、中国との戦争のために、3国軍事同盟の形成に乗り出しています。戦後史を画す事態です。国際連帯20年の記念すべき11月集会を反戦・反新自由主義の国際連帯集会として呼びかけます。

 戦争を止め、社会を変えよう。ストライキを甦らせよう。11月19日の全国総決起集会/改憲・戦争阻止!1万人大行進への皆様の賛同と参加をお願いします。労働運動の変革はこの時代に求められている最先端の変革です。共に闘いましょう。

◎名 称 11・19全国労働者総決起集会 / 改憲・戦争阻止!1万人大行進
◎日 時 2023年11月19日(日)正午〜
◎場 所 東京・日比谷野外音楽堂
◎賛同金 個人一口500円 / 団体一口1000円(3労組共同アピールの賛同と兼ねます)
◎振込先 郵便振替00140―5―605635 / 加入者名 国鉄千葉動力車労働組合
◎事務局 千葉市中央区要町2―8 DC会館 TEL043(222)7207 FAX043(224)7197 

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

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