年月日 No. |
第4回外房線と地域を守る会総会を開催内房、外房、久留里の会が一体となって
|
【写真】勝浦市キュステで開催された外房線と地域を守る会総会(7月23日) |
---|
7月23日、外房線と地域を守る会は、勝浦市・キュステにおいて、第4回定期総会を開催し、ワンマン運転導入による安全性・利便性に関する千葉支社要請行動やローカル線廃線問題についての首長との懇談等を含めた活動の経過を確認するとともに、久留里線ー房総廃線化阻止に向けて内房、外房、久留里の3会が一体となって取り組むこと、また、発足以来、7年間にわたって会長を務めた藤平さんが退任し、新たに早川新会長の選任を満場一致で確認するなど、外房線と地域を守る会は、新たな一歩を踏み出した。
総会は、長田議長の下で進められ、冒頭、藤平会長は、「JRは人の生命の考えない会社だ。ワンマンで乗客が骨折してもホーム段差を改善する考えがない。それは地域を差別するJRのあり方だ。しかし、差別される地方の市民が行動を制限されていいのか。いつも犠牲になるのは地方の市民だ。JRに対する小さな運動でも途絶えさせてはならない。ゴマメの歯ぎしりという言葉がある。噛んで痛みを理解させ、政治に反映させる。内房、外房、久留里の会の運動を基盤に、地域に根ざした運動を進めよう」と訴えた。
来賓として、沿岸漁業の関係者から、漁業と鉄道を活用した活性化に関するあいさつが行われ、次に内房線と地域を守る会・梅澤代表、久留里線と地域を守る会・三浦代表からあいさつが行われた。梅澤代表は、「久留里線が廃線協議の対象になっているが利用者が少ないのは私たちの責任ではなく、不便にし利用できないようにしたJRの責任だ。久留里線の廃線阻止へ、力を合わせて頑張りましょう」と訴えた。
次に三浦代表は、「今、久留里線が廃線のやり玉に上がっているが、認めることはできない。認めたら内房線や外房線へと拡大するからだ。線路を存続させ地域の活性化のためにも頑張っていきたい」と決意を明らかにした。
次に、水害で長期運休となりJRが廃線の対象にしていた只見線の復旧を記したビデオの上映が行われた。
議事に入り、22年度経過報告、会計報告、会計監査報告が行われ、つぎに23年度活動方針案、予算案が提案された。さらに、規約改正案、23年度の幹事が提案され、質疑の後、一括して採択された。そして臨時幹事会を経て23年度の役員体制が発表され、新たに早川会長が選出された。また、7年間の長きにわたり会長を務めた藤平さんは顧問に就任した。
早川新会長のあいさつ
「藤平さんのリーダーシップには及びませんが、幹事や会員、地域の皆さんの協力を得て尽力したいと思います」
最後に、関副会長から、「内房線、外房線、久留里の3会が呼びかける久留里線廃線に反対する集会が8月にも開催されます。外房線からも参加を」と訴え、第4回外房線と地域を守る会総会は成功裡に終了した。
7・30原発汚染水を海に流すな!いわき行動 |
---|
7月30日、茨城県いわき市労働福祉会館において、「原発汚染水を海に流すな!いわき行動」が、3・11反原発福島行動実行委員会の主催で開かれた。動労千葉も動労総連合水戸のよびかけで急きょ駆けつけた。
会場は満杯で人が溢れ、冷房が効かないほどであった。
全国からの訴えの冒頭に動労千葉・関委員長がたち、韓国では、汚染水海洋投棄反対の闘いが大きく巻き起こっており、民主労総の仲間が反対の先頭に起ちあがっていることを紹介し、労働組合として核と戦争に絶対に反対していくこと、11月労働者集会への結集を訴えた。
総連合水戸の照沼委員長は、自身が被曝労働に直面するなか動労水戸への結集を決意した経緯に触れ、戦争反対を貫く労働組合として被曝労働を拒否する闘いがあったこと、この時代に闘う労働組合を復権させることが必要だと訴えた。
総連合水戸の石井書記長の基調報告をはさんで、京都府職員労組舞鶴支部、三里塚反対同盟、全学連、8・6ヒロシマ大行動実行委などから熱烈なアピールがあった。
また、福島から新地町漁民のビデオメッセージ、希望の牧場よしざわの吉沢正巳さん、原発労働者から「汚染水放出は今からでも阻止できる」「(闘いの)覚悟はいいか」等の檄が飛ばされた。
集会後、ただちにいわき駅に向かってデモに出発。熱い一日を闘いぬいた。
組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!