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6/22車両センターの首都圏本部化を中止しろ!

外注化・業務融合化を撤回しろ!

会社は各車両センター・総合車両センターを6月22日から首都圏本部所属にするとしている。その際、東京・新宿・上野のいずれかの地区所属とされる。
※大宮支社、長野支社所属の車両センター・総合車両センターは22年10月に首都圏本部に集約されている。

検修業務をないがしろにするな

会社は6月22日から各車両センター・総合車両センター(千葉支社管内は幕張車両センター、京葉車両センター)を首都圏本部所属とすることを明らかにした。またその際、東京・新宿・上野のいずれかの地区所属にするとしている。各地区は、これまでの地区指導センターに準じたものであり、指揮系統は首都圏本部が一括して行うと説明している。

首都圏本部化について会社は「新たな価値創造を続ける」「現業機関の多くの社員が企画・計画業務に関わる」ということを目的に掲げている。

実際、現場に示された資料では「車両関係以外の業務」が強調され、「近隣箇所と連携して実施」「首都圏本部・地区と連携」「双方と連携」の3パターンで実施すると書かれている。

このうち「地区との連携」では東京・新宿・上野の各営業統括センター内に設置される「マネジメントオフィス」との兼務や、「部門を横断して主体的に価値創造・課題解決を挑戦する場を提供」といったことが打ち出されている。

会社は「これからは価値創造だ」と、どこまでも鉄道業務と現場労働者を軽視し、業務融合化を進めようとしている。

団結して闘いにたちあがろう

この攻撃は、会社が狙うグループ会社を含めた組織大再編攻撃の新たな出発をなすものだ。JRだけでなくCTSの仲間にとっても雇用と権利を破壊する重大な攻撃だ。

だが、会社の攻撃は大きな矛盾をはらんでいる。今年3月ダイ改では、幕張と津田沼でCTSに外注化していた構内業務の一部を、本線乗務員にやらせるという形でJR本体に返している。

検修部門では「現場に直結した業務はグループ会社」「現場の検修業務は全くJRに残さない」と、業務をすべてCTSに丸投げしていく攻撃が進められてきた。だが、われわれの闘いや相次ぐ退職者の中で、この攻撃が行き詰ったということだ。

会社は、業務融合化で外注化の矛盾と破たんを塗り隠そうとしている。それは、乗務員への労働強化という意味でも、CTSプロパー社員の働く場を奪うという意味でも許すことはできない。

改めて外注化は撤回以外にない。そして、業務も出向者も全てJRに戻し、CTSプロパー社員はJRで雇えということだ。

すべての仲間は首都圏本部化、業務融合化と外注化の撤回を訴え、ともに闘おう。

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

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