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業務融合・統括センター化・「その他時間」導入粉砕!
車セ本区での構内業務削減に絶対反対!

3・18〜19ストに立とう

動労千葉は3月13日、3・18〜19ストを背景にJR千葉支社、CTSと諸要求の解決にむけた団体交渉をおこなった。

労働者は「将棋の駒」ではない!

 千葉支社との団交では、組合から「ジョブローテーション、業務融合化・全駅の統括センター化を中止すること。職名と標準数の復活を」「行路への『その他時間』導入、乗務員による折り返し時の車内清掃を撤回すること」「安全運行のためワンマン運行を中止すること」「改正高齢者雇用安定法の定年延長と70歳まで働ける制度を設けること」を求めた。
 しかし、千葉支社は「撤回する考えはない」「業務効率化は会社としての絶対の課題」との回答を乱発し、交渉は対立のままに決裂した。
 今次のダイ改で、千葉支社管内の全駅・全運輸区が「統括センター化」される。すでに職名も事業所ごとの標準数の考え方も廃止されている。現場労働者は勤務指定ひとつで「乗務」「駅業務」「企画業務」「草刈り」「コンビニの品出し」等々と、将棋の駒のようにこき使われる。すでに他支社では「乗務→駅業務(3時間)→乗務」という、とんでもない行路も導入されている。安全は二の次とされ、「効率化」「利益をあげろ」の掛け声のもと、150年の鉄道の歴史を通して築き上げられてきたあり方が根本から破壊されようとしているのだ。
 われわれは、この歴史的分岐点ともいえる3・18ダイ改に対して断固としてストライキで闘う。

仕事を奪うな!

 CTSに対しては、今次ダイ改での「幕張事業所(構内)1徹削減、津田沼事業所(運転)1日勤削減」の撤回を求めたが、CTSは「撤回する考えはない」とゼロ回答を行った。
 組合からは「JRのいわゆる『業務効率化』により入出区業務の一部がCTSから本線運転士に持ちかえとなり、委託されてきた業務をJRに返す形になる。その結果、CTSで働く場が奪われる。グループ会社は『効率化』の矛盾のシワ寄せ先、雇用の調整弁なのか。会社はプロパーの将来展望をどう考えているのか。外注化施策の矛盾そのものだ」と追及した。
 CTS側は「グループ会社全体で最適解を探すしかない」「CTSの仕事がすべて無くなるわけではない」と言うばかりで、現場の将来不安に答える回答はなに一つ出てこない。
 CTSでの構内業務削減と、JRが進める統括センター化・「その他時間」導入は完全に表裏一体の攻撃だ。また、今次ダイ改での構内削減は、車両センターの首都圏本部への移管、業務大再編・大合理化の始まりそのものだ。絶対反対を貫き、3・18〜19ストライキを貫徹しよう!

管理者だけはやりたい放題

 CTSに対しては、改正高齢者雇用安定法の観点から、さらに安全作業と技術継承の観点からもエルダー退職者の雇用延長を改めて求めたが、ここでまたとんでもない事実が発覚した。
 管理監督者の立場にあるCTS館山事業所長、成田空港事業所長、津田沼事業所(運転)副所長、さらに本社の総務部担当部長、クリーン事業部担当部長、販売管理部長に至るまで、すでに65歳到達以降も雇用延長していると回答したのだ。
 「管理者だけやりたい放題じゃないか! だったら一般のエルダーも雇用延長してくださいよ」「あなたたちも残るつもりなのか(「わかりません」)。雇用延長された管理者は、いくらもらってんだよ(「それは答えられません」)。
『エルダー退職者の雇用延長ができる経営状況ではない』とか言ってたのは、大うそじゃないか」と怒りの声があがった。
 現場は「効率化」「経費削減」「利益をあげろ」と、ギリギリの要員、最低の賃金でこき使っておきながら、天下りの上級管理者どもは自らのポストにいつまでもしがみつき、仲間内でやりたい放題の雇用延長をやっているのだ。本当に、どこまでも腐りきった会社だ!
 業務融合・統括センター化・「その他時間」導入粉砕、車両センターでの構内業務削減に絶対反対を掲げ、3・18〜19ストライキを断固貫徹しよう!
 JRとCTSで働くすべての仲間は、動労千葉に結集し、ともにストライキに立ち上がろう!

▽スト貫徹! 動労千葉総決起集会
3月18日(土)13時〜 DC会館
▽23春闘勝利! 貨物春闘団結集会
3月17日(金)12時〜

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

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