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CTS時給は2年半でわずか10円しか上がっていない
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最低賃金引き上げにともなう事業所賃金引き上げ (1)契約社員・パート社員の時給を、一律1500円に引き上げること。事業所間の時給格差を直ちに解消すること。 |
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原油価格の高騰、円安、ウクライナ戦争の影響もあり、生活必需品をはじめあらゆる物の値上がりが続いている。電気代、ガス代については実に1年で20%もの値上げとなっており、現場からは「もう限界だ」という声が上がっている。
英国では4月から1530円、フランスも5月から1460円に引き上げられた。アメリカでは主要都市で2000円を超えている。いわゆる「先進国」の中で、日本の最低賃金はダントツで低い。
CTSの千葉エリアの自給(現在1040円)でも、1か月(160時間)の賃金は16万6400円にしかならない。手取りにすれば13万円前後だ。これで自立した生活が成り立つわけがない。時給1500円でも月額24万円、手取り19万円程度だ。時給1500円は、まさに最低限度の要求だ。
CTSは物価高騰に見合った大幅賃上げを行え! 生活できる賃金を出せ!
CTSはJR東日本の赤字を口実に、徹底した賃金抑制を続けてきた。社員はずっとベースアップ(ベア)ゼロ。ボーナスも、コロナ禍になってから減額されたままだ。
別表のとおり契約社員・パート社員の時給は、この2年半でわずか10円しか上がっていない。最賃は10月で59円上がることになる。県内最低賃金との差は縮まるばかりだ。
10月1日の引き上げが実施されれば、最低賃金を下回る事業所も出てくる。また、千葉エリアの事業所賃金(1040円)ですら、東京の最低賃金(10月から1071円)を下回る。今は新規採用を止めているが、募集を再開したところで、これではまともに人が集まるわけがない。CTS経営陣は、こんな現状でいいと思っているのか!
黙っていても賃金は上がらない。現場からの怒りの声、会社との力関係で賃金は決まる。現場から声を上げ、団交に結集し、今こそ大幅賃上げをかちとろう。
組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!