支社として「何も知らない」「働きかけることはない」と回答
ふざけるのもいい加減にしろ!
2/21 65歳以降雇用延長拒否問題 千葉支社団体交渉(申8号)
裁判・労働委員会闘争を開始
3・7千葉県労委/4・18千葉地裁闘争へ
○千葉県労委闘争
日時:3月7日(月)10時半〜
集合:9時50分 千葉県労委前
○千葉地裁闘争
日時:4月18日(月)10時〜
場所:千葉地裁601号法廷
2月21日、65歳以降雇用延長拒否をめぐり千葉支社との団体交渉を行った。だが、千葉支社は「何も知らない」「何もしない」という回答を行った。ほんの少しの努力さえしないということだ。こんな回答が許せるか!
JR・CTSは希望者の雇用延長を行え! 裁判・労働委員会闘争勝利へ全力で闘おう!
組合 65歳以降の雇用について、「必要な対応について検討していく」という回答だが、具体的にどんな検討をしているのか。
会社 JR東日本として必要な対応を検討している。現時点では求人・求職情報提供サービスを行っている。
組合 65歳以降の雇用について、会社として雇用延長の希望の調査などはしているのか。
会社 していない。
組合 エルダー社員は千葉支社で何人か。
会社 21年4月1日時点で790人くらいだ。JESS、CTSがほとんどで本体エルダーは1割程度だ。
組合 情報提供サービスの中身を見るとほとんどが東北だ。それで努力義務を果たしているのか。JESSとCTSがエルダーのほとんどなら、その求職は何人くらいあったのか。
会社 数字は把握していない。
組合 千葉で登録しているグループ会社はいくつなのか?
会社 把握していない。分からない。
組合 「どういうところがあるか分からない」なんて失礼な話があるのか。関係ないということか? 努力義務がある。会社として関わっていないというのは法律違反の回答だ。
会社 サービスへの登録はCTSに限らずグループ会社にお願いしている。支社としてではなく、会社としてお願いする。
組合 「千葉支社としては頼めない」ということか? 支社としてグループ会社に「雇ってほしい」と話したり、「受け入れの範囲を増やせないか」と聞くこともできないのか?
会社 できない。対応するのは制度にあるものだけだ。会社としての「努力」は情報提供サービスを行うことだけだ。
組合 そこに働く場所がない。だから支社として言えといっている。千葉支社は「関係ない」というなら、どこに言えばいいのか。
会社 本社から一括してお願いしている。意見は本社でも聞く。
組合 支社で決められなくても、話をつかんで本社に持ちかけるというのが支社の役目だ。それもやらないなら支社がある意味がない。
会社 支社から働きかけられることはない。
組合 すべて本社でできるわけではない。支社は各地域の近くにいて状況もわかる。エルダーの場合は、支社が窓口も作って各社に働きかけている。今度は「イロハのイ」もやらないのか。
会社 制度が違う。エルダーは制度としてあるからできる。65歳以降の雇用を何をもってお願いするのか。
組合 本社は何をもってお願いしているのか。
会社 求人・求職情報サービスでグループ会社にお願いしている。
組合 それで支社が「何をもってお願いするか」という回答は矛盾している。「何も知りません。やりません。でも、努力義務を果たしています」は通らない。
会社 これは制度ではなく「ツール」だ。グループ会社に使い方を教えることはできる。支社単位でお願いする制度ではない。
組合 「聞いたが断られた」さえやらない。支社として「何も知らない」「何もできない」「働きかけることはない」とまで言い切るなら団交にならない。本社の団交でそう言う。支社として働きかけることはないということか。
会社 そうだ。
組合 「努力もしない」というのが支社の回答ということだ。この件はまた本社と交渉する。
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