現場から「ミライ構創」に立ち向かう! 全てのJR労働者の力を結びつけよう!
車両技術分科会第32回定期委員会
コロナ禍を逆手にとったコスト削減
―第三の分割・民営化攻撃と対決しよう!
車両技術分科会第32回定期委員会が、2月27日、DC会館において開催された。
委員会は議長に、川村委員(幕張)を選出した後、冒頭、あいさつに起った半田会長は、「JR東日本は、コロナ禍を逆手にとって一五〇〇億円のコスト削減を打ち出している。一方では、地方ローカル線の廃止であり、この三月ダイ改での内房線、外房線、鹿島線でのワンマン運転につながり、もう一方でのジョブローテーションであり、ドライバーレスを策している。
ミライの車両サービス&エンジニアリング構創とは、グループ会社各社への水平分業であり、転籍を進めようとするものだ。何よりも職場闘争が必要だ。反合・運転保安闘争を地道に積み上げ、組織拡大に結びつけよう」と全体に訴えた。
続いて来賓として本部・関委員長より、闘いの現状と課題が全体に示され、一般経過報告、決算〜予算案、方針案を一括提起して、質疑に入った。
質疑での主な意見・質問
◆ジョブローテーションで各運輸区において発令が行われている。どのような状況にあるのか?駅をはじめという中身だったと聞くが他系統にも出される場合もあるのか?
◆鴨川派出の2撤から1撤1日への提案について、その理由や根拠を団交ではどう回答をしているのか?
◆強行された場合、ダイ改後のことになるが、鴨川派出が1撤体制となると、早朝や夜間は臨時で発生する仕業検査にも対応できないこととなる。ダイ改交渉で追及してほしい。
◆内房線、外房線で頻発している小動物との衝撃事故対策について、どのようなものとなっているのか?
◆今後のワンマン運転車両の考え方について、会社側はどういっているのか?
◆CTS上回り作業の、土曜、日曜出勤について団交での解決を求めたい。
◆CTS幕張事業所構内では、CTSが採用したプロパー社員が定着しない事態が続いている。今後、エルダーが続々と六五歳を迎えることから、外注化の破綻は明確だ。
以上のような討議を経て、闘う方針が満場一致採択された。
ミライの車両サービス&エンジニアリング構創と対決するために、異次元外注化を止め続けるために、JRで働く全労働者の力を結びつけていくことを確認して、団結ガンバローが会場に轟いた。
◇成田空港は廃港に、農地と農村を守ろう
3・28芝山現地闘争
3月28日(日)13時 天神峰・市東宅中庭集合
集会後、芝山町中心部に移動しデモ |
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