アルコール検知器の新たな取り扱いについて
千葉支社と確認
10月1日以降、運輸関係の各職場において、アルコール検知器の新たな取り扱いが行われている。アルコール検知器も換わり、表示も従前の色表示(緑、オレンジ、赤)から数値表示に変更になった。
これに伴い、アルコール反応が出た場合の取り扱いが不明確であり、分かりづらいとの声が大会の意見や各職場から上がっていたことから、千葉支社に対してアルコール検知器の取り扱いの明確化を求め申し入れを行った。
10月24日に団体交渉は行われ、新たな取り扱いの導入理由や従前の色表示との対比、アルコール反応が出た場合の取り扱い等について、次の通り確認した。
【新たな取り扱いの導入理由】
航空業界での飲酒による乗務という事態に踏まえ、国交省からの通達により運輸関係、航空関係等においても全面的に新たな基準が導入されることとなった。これに踏まえ、10月1日から新たな取り扱いとした。
【従前の色表示との対比】
「従前」「新たな取り扱い」
緑 ー 0・04mg/g未満
オレンジー 0・05〜0.08mg/g
赤 ー 0・09mg/g以上
*なお、従前の「赤」表示は「0・1mg/g以上」であったが、新たな取り扱いにより「0・09mg/g以上」となった。
【アルコール反応が出た場合の取り扱い】
下記のとおり。
アルコール検知器の取り扱いについて
(10月24日、千葉支社団交確認)
【アルコール反応が出た場合の取り扱いについて】
□0.05〜0.08mg/g(オレンジ相当)が出た場合
*乗務は可能−可能な限り、予備勤務とする。
ただし、対面で確認し問題なければ、可能な限り指導員等の添乗をつけて乗務する。
添乗は、一定の区間を乗車し、問題なければ単独乗務とする。
□0.09mg/g以上(赤相当)が出た場合
*0.09mg/g以上が出た場合は、不参とする。
*ただし、うがい等を行った後、再度、検査を行うこととする。
*再検査で、0.04mg/g未満(緑相当)であれば乗務。
*再検査で、0.05mg/g〜0.08mg/g(オレンジ相当)の場合は、予備勤務あるいは、 指導添乗で乗務可能。
*再検査で、0.09mg/g以上の場合、本人が前日に飲酒していることを認めた場合は、不参とする。
*なお、本人が前日の飲酒を否定した場合は、おおむね20分後、再々検査を行う。
*その後の取り扱いは、前述のとおり。 |
当面するスケジュール
◇第43回動労総連合定期全国大会
日 時 19年12月8日(日)
11時〜
場 所 千葉市/DC会館
■各支部大会について
◇幕張支部定期大会
2019年11月22日(金) 18時〜
◇千葉機関区支部定期大会
2019年11月25日(月) 14時〜
◇千葉運転区支部定期大会
2019年12月3日(火)
◇銚子支部定期大会
2019年12月9日(月) 14時〜
◇津田沼支部定期大会
2019年12月13日(金) 12時〜 |