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改憲阻止!労組なき社会許すな!

分社化・転籍攻撃と対決し、組織拡大を!

第49回定期大会(9/29〜30)1日目 

 動労千葉第49回定期大会は、9月29日、DC会館において始まった。定期大会は、関(和)執行員の開会あいさつで始まり、北嶋副委員長の司会で進められ、まず資格審査が行われ、大会成立が宣言された。
 議長団には、千葉転支部の高澤代議員、鴨川支部の上村代議員を選出し、議事が進められた。
スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われた(別掲)。
来賓あいさつでは、最初に三里塚反対同盟から太郎良陽一さんが、「動労千葉と力を合わせて闘ってきた。第3滑走路建設を絶対に許さない。市東さんの農地を守る闘いを」と10・13現地集会への結集を力強く訴えた。
 葉山岳夫動労千葉弁護団長は、「1047名解雇撤回の千葉県労委は、第2回調査で審査を打ち切ったばかりか、忌避を却下し、5月、不当労働行為の申し立ても却下するという暴挙を行ってきた。JRとの2正面の闘いに闘いぬく」と訴えた。
 動労水戸木村書記長は、「9・22常磐線全線開通阻止の闘いに多く集まって頂き感謝します。開通攻撃に伴い、配転攻撃が始まっている。かつて87年の分割・民営化のとき動労千葉の闘いを見ながら決起していった。自分たちも職場の怒りを組織しながら闘う」と訴えた。
 さらに動労千葉を支援する会山本事務局長、社民党千葉県連合兼古幹事長、永田OB会長から挨拶を受けた。また、弾圧をはねのけて闘う関西地区生コン支部からのメッセージが紹介された。
その後経過報告に入り、一般経過報告、労働協約・協定締結報告、事業部報告、法廷闘争報告、組織・財政・規約検討委答申、会計報告、会計監査報告が行われた。
議事に移り、大会延期承認、決算承認、労働協約・協定締結承認のあと、19年度運動方針案が執行部より提起され、1日目の議事が終了した。

田中委員長あいさつ(要旨)

 40年間の闘いの蓄積を発揮して立ち向かう方針を確立しよう。
東労組は、ジョブローテーションを妥結した。来年3月31日、運転士・車掌という職名がなくなる。正社員の象徴である運転士をなくする。ショック療法としてやっている。
分割・民営化の時以上の歴史的転換がきている。労働組合の根絶をJRから始める。
関西地区生コン支部への大弾圧は戦後最大の労組弾圧。JRと一体の攻撃。絶対に粉砕しなければいけない。
 安倍政権は憲法改悪から、戦争のできる国へ変えようとし、労働組合が邪魔だとしている。9条に自衛隊を明記すると国のあり方が変わる。
この流れは分割・民営化から始まった。全てを破壊し、地方を切り捨てた。労組が力を取り戻さなければいけない。労働者自身の賃金は他の国は上昇しているなかで、日本は20年で9%下落した。日本経済の破綻が迫っている。日銀は株を買い続け、日銀が破綻すれば、通貨も崩壊する。
20万人の解雇に協力した東労組をつぶして社友会にする攻撃がかけられている。丸投げ外注化と一体だ。20年間33名のクビをのりこえて外注化阻止闘争を闘ってきたこの闘いの中に勝利の展望がある。
 CTS幕張事業所で職場代表選挙が行われ、今年は圧倒的勝利をかちとった。 動労千葉の力を発揮するのはこれからだ。JR―CTSの組織化をかちとろう。もう一点、1047名闘争でも大きな勝利をかちとっている。16年に、不採用基準をつくったのがJR設立委員であることが明らかになり、不当労働行為が明らかになった。
 今年の11月集会は、JRの攻撃と関西生コン支部弾圧との対決となる。
 新たな40年をつくりだすために闘おう。

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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