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3・10「外房線の利便性向上と地方の発展に向けた地域集会」の成功かちとろう列車削減は切実な問題 昨年3月ダイ改では、茂原や上総一ノ宮駅から勝浦駅にかけて外房線で5本の列車削減が行われ、勝浦へ向かう千葉駅20時台発の列車が一本もなくなった。その一方、今年のダイ改では、外房線での闘いの中で20時24分発大原行が勝浦行へと延長された。小さくとも、運動は前進している。この間JRは、「儲からない」とローカル線を次々と切り捨ててきた。だが、JRは国鉄を継承し、公共交通機関を担う会社だ。地域生活よりも利益を優先するなど、許されることではない。 実際、地域社会にとって列車切り捨ては深刻な問題だ。人口減少―過疎化や産業空洞化、学校の統廃合などが顕著になっている中で、観光を地域活性化の中心にしている地域が多くある。 列車削減は地域の活性化に水を差し、通勤・通学が不便になれば人口減少に拍車をかけることにもつながる。 また、上総一ノ宮駅以南でのワンマン運転導入の計画は、外房線の分離につながる攻撃だ。 地域の仲間とともに闘おう 「外房線と地域を守る会」は昨年7月に結成総会を開催し、「外房線の利便性及び安全性向上を求める署名」運動を展開した。その中で多くの利用者・住民、自治体等から1万2千筆超の署名が寄せられている。それだけ地域の怒りは深いということだ。地域の仲間とともにJRの地方切り捨て攻撃阻止へ闘おう。3・10外房線集会への大結集をかちとろう。 外房線の利便性向上と地方の発展に向けた地域集会
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