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改憲に向けた労働運動再編攻撃許すな!安倍政権の下で労働運動の大再編が始まろうとしている。それは9条改憲への突進と表裏一体の攻撃だ。連合内に改憲を公然と支持する勢力をつくりだそうとしているのである。安倍にとっては、連合に改憲賛成の旗を振らせることが、改憲国民投票を行なうために絶対に必要な条件なのだ。 連合の大再編が始まる 9月に開かれるUAゼンセン大会が転機となって事態が一気に動き出すと言われている。「9条改憲」を組合方針として正式決定するというのだ。 改憲のための労働運動解体攻撃 「憲法論議は時期尚早」というのが現在の連合の公式見解だが、「いつまでそんなことを言っているのだ」と、政権や財界から迫られたら、連合右派幹部がそれに抗せるはずもなく、雪崩うつ可能性が高い。そうなれば、日教組や自治労は孤立化させられ集中攻撃の的になることは間違いない。こうした形で、総評解体・連合結成につぐ労働運動の再編攻撃が画策されているのだ。改憲国民投票法では、公務員・教育者の運動が禁止されている。改憲攻撃とは、すなわち日教組、自治労への最後的解体攻撃でもあるのだ。 現代の産業報国会化許すな それは日本の歴史の中で4度めの労働運動再編攻撃だ。一度目は1940年の産業報国会への再編。二度目は1950年朝鮮戦争下の産別会議解体と総評結成。三度目は1987年の国鉄分割・民営化と連合結成。そして現在。この歴史を見ても明らかなように、労働運動の再編とは、戦争が JRの労組再編と一体 今、JRの職場で起きている事態も、明らかに労働運動全体の再編攻撃と軌を一にして、その一貫として仕組まれたものだ。新聞報道によれば、JR東日本の富田社長は、東労組切り崩しに踏みきるにあたって、2月22日に官邸に赴いて意志統一している。構えは単なるJRの労資関係問題ではない。「東労組解体」の背景には、JR総連が自治労や日教組とくっついて一グループをなすようなことは絶対に許さないという意図がある。われわれはJRの職場で起きている事態を、改憲に向けた労働運動の再編・解体攻撃として見すえなければならない。 さし迫る大合理化攻撃 職場では、JRに働くすべての労働者の未来を左右するような重大な大合理化攻撃が一斉に噴き出そうとしている。会社と東労組の抗争の背後で、JR大再編を狙う重大な攻撃が始まっているのだ。鉄道の公共性も、働く者の権利も、安全も、全て破壊する民営会社の暴走だ。絶対に許してはならない。 同じ攻撃が社会の隅々まで それは安倍政権が進める「働き方改革」と一体の攻撃だ。国鉄民営化の時と同じように、それをJRで貫徹することによって全体に拡大していく。何百台もの監視カメラを設置し、職場を監獄のような状態にしているのも転籍・雇用破壊を貫徹するためだ。日本のあらゆる職場、人間生活に係わるすべての分野、社会の隅々にまで、同じ攻撃が吹き荒れようとしている。 |
組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう! |