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直通列車、特急の復活を!

内房線と地域を守る会 署名5467筆を提出

JR東日本と 国交省に手渡す

 「内房線と地域を守る会」(松苗禮子代表)は11月29日、JR東日本と国土交通相に、「JR東日本内房線の利便性及び安全性向上を求める署名」5467筆の地域沿線などの住民からの署名を提出した。
署名提出においては、青木愛参議院議員の同席のもと、参議院議員会館においてJR東日本総務部次長(国会担当)に、国土交通省においては大臣官房・寺田審議官(鉄道局担当)に手渡した。

18年ダイ改で改善を

 JR東日本への署名提出は、松苗代表からの「この署名を提出してJRを困らせようとしているんではありません。仲良くして下さいということです」との挨拶からはじまった。朝生事務局長は、「今年3月のダイヤ改正において、日中の千葉〜館山間の直通列車がなくなり、木更津・君津折り返しになりました。一昨年は平日の特急列車が走らなくなりました。沿線住民にとって非常に不便になりました。3ヶ月で集まった利用者の署名です。18年のダイヤ改正では。是非、改善してほしい」と訴えた。

地域を壊さないで

 さらに松苗代表は「鉄道が網の目のように広がって町が発展してきました。人が乗らないからといって鉄道を切るのは困ります。一番困っている人たちは、声をあげられない学生などの交通弱者です。遠い地区から館山まで通学している生徒さんがいます。直通運転がなくなり接続が悪くなり、特に下り列車が悪くなりました。JRのやっていることは地域を壊していると思います。JRは、水戸黄門さんのように現地のことをもっと見てほしいと思います。検討して回答をお願いします」と訴えた。
 JRの担当者は「地元の行政などとイベントを企画したり、観光面でもお客様を呼べるよう協力をしているところであります。しっかり受け止めていきたい」と回答した。

 署名で訴えられているのは、 ?館山〜千葉駅間の内房線直通列車の復活、A 館山発着の特急の復活、B駅構内の利便性及び安全対策の向上、C沿線の線路や踏切等の安全対策の強化、?ダイ改や駅の合理化などの実施時には関係自治体や利用者等に丁寧な説明と理解を得ること|など。

11/29署名提出の報告記事は、11月30日(木)の毎日新聞、12月1日(金)の東京新聞、千葉日報、12月3日(日)の房日新聞に掲載されました。

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