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CTS「業務受託を拡大」資料について団体交渉

全面外注化粉砕へ闘おう

 CTSが作成した資料に「グループ会社として業務受託を拡大していく」「人事交流」「技術力をCTSに内在化させる」「(JRの)新たな再雇用制度を構築する」といったことが明記されていた。JRも言っていない話しがCTSの資料に書かれる。一体何が起こっているのか。この問題について、JR千葉支社と7月25日に、CTSと7月28日に団体交渉を行った。
 会社は資料について、エルダー制度発足当時に作られたもので、「受託業務を拡大する」「新たな雇用制度を構築する」「技術を内在化する」という文言については、当時のことを説明したものと回答した。
 また、「人事交流」については、CTSで新規採用してJRで技術指導することも含めた表現だと説明した。しかし、今後の人員計画が書かれているなど、資料が今年つくられたものであることは間違いない。人事交流という言葉も、明らかに一線を越えた表現だ。
 これについて、JRはCTSに、「誤解を招くことは止めてくれ」と要請したと説明した。その上で、JR・CTSともに「特別な意図があったわけではない」「現段階で委託拡大の話はない」と回答した。
 しかし、会社は「エルダー社員の会社における業務範囲拡大」提案を行い、「水平分業」を掲げ、分社化・転籍強制に突き進んでいる。JR―CTSで外注化推進に向けた策動が動いていることは間違いない。全面的外注化攻撃粉砕へ全力で闘いぬこう。

署名叩きつけ団交開催させよう

国鉄1047名解雇撤回! 何が「当事者ではない」だ!

 われわれはこの間、国鉄分割・民営化によりJR不採用になった組合員のJR採用を求める申し入れを行ってきた。
現在においてもJR東日本本社は「当事者ではないという考えに変わりない」とし、「当事者に社員がいないから、団体交渉に応じるつもりはない」という不当な対応を続けている。
しかし、会社自身が斎藤英四郎が当事者だと認めている。法的にも「JR設立委員会の行為はJRの行為」と規定されている。その斎藤英四郎が不当労働行為の指示をしたのだ。何が「当事者ではない」だ!

署名3万5215筆(8月17日現在)

 さらに「解雇撤回・JR復帰」をJRに求める署名は3万5千筆を超えて集まっている。これだけの人々の声を受け取りもしないなど、断じて許すことは出来ない。会社に解雇撤回署名を叩きつけ、団体交渉を開催させよう。解雇撤回・JR復帰まで闘いぬこう。

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!
 
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