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「今年こそ勝負の年」—2017年団結旗開き開催(1/7)動労千葉は1月7日、午後1時からDC会館で団結旗開きを開催した。繁沢副委員長の開会あいさつにつづいて司会の長田執行委員が「今年こそ勝負の年」と訴えた。次に田中委員長からあいさつが行われた。 来賓挨拶に、三里塚反対同盟から伊藤信晴さん、太郎良陽一さんが立ち、太郎良さんが、市東さんの農地への強制執行を実力阻止する「決戦本部長」として立つ決意を表明した。動労千葉弁護団の葉山弁護士が「強制出向無効確認訴訟を総力で闘い、1047名解雇撤回へJRを運動の力で追い詰めよう」と訴えた。 田中委員長のあいさつ(要旨)●戦争を絶対に止める! 新年冒頭から世界は激動の中にある。政府の首脳たちは、トランプの大統領就任に戦々恐々とし、未知との遭遇と言っている。 ●社会の主人公として 去年の大きな成果は、民主労総ソウル地域本部とともに日韓共同闘争として、11・6東京、11・12ソウルでの闘いをやったことだ。韓国では123万の労働者民衆の怒りの声がソウルの街を埋め、我々も当事者としてともに闘った。そして闘いは続いている。民主労総は、「大統領の顔を変えるだけには終わらせない、社会変革のために200万の組織に」と訴えている。労働者革命が始まっている。 ●JRの大再編 JRは、分割・民営化から30年の節目の年に、JRの大再編に乗り出している。これは一企業の再編ではない。社会のあり方、労働者の現実のすべてを変える第二の分割・民営化攻撃に踏み出すと宣言した。外注化―強制出向だけでなく、業務のすべてを分割して労働者を転籍させることだ。雇用は破壊され安全は崩壊する。JRの労働者20万、関連の労働者100万人がここにたたき込まれる。これがどれほど社会に影響を与えるか。これが安倍の言う「働き方改革」の実態だ。 ●労働運動をよみがえらせる力 動労千葉は3・4ダイ改を機に職場・地域からストを構えて立ち上がる。民主労総から学んだことだが、労働運動を甦らせる力は、「民営化はやめろ、競争にたたき込むな、社会を壊すな、もうこりごりだ」という声を社会的な声にすることにある。そうすれば職場で労働運動復権の芽が無数に生まれる。1047名闘争はJRを完全に追い詰めている。今年は勝負になる。団結を崩さなければ必ず展望は生まれる。それが動労千葉の原点だ。今度は分割・民営化の時とは違う。今年は労働運動が力を取り戻す年としにしたい。 |
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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