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過去の同事例「処分なし」報告者「処分望んでない」仲間を守り最後まで闘おう 10/27「処分・出向通知撤回」求め緊急申し入れ提出
「処分なし」の事例があった 2010年4月に錦糸町駅で「運転台から用を足した」というまったく同じ事態があったことが明らかになった。もちろん会社は何らの処分も行わず、当該の運転士は定年まで運転していた。しかし、今回の佐倉駅停車中の列車から用を足したことについて、会社は減給処分と強制出向・運転士剥奪という重処分を行っている。 「処分対象の行為が同じにも関わらず処分の重さが異なる」ことは、労基法の「均等待遇の原則」にさえ反する行為だ。会社は今すぐ、違法な不当処分と出向通知を撤回しろ! われわれは10月27日、処分と出向通知の撤回を求め、改めて申し入れを行った。 「あくまで注意喚起で報告」 また、われわれは今回の事態をJRに報告した方の職場にも伺った。そこでは、「あくまで注意喚起で報告した。処分してくれと頼んだことはない。処分を望んでいるわけでもない」という対応だった。これが社会の常識的意見ではないのか。 こんなことで運転士の人生を奪っていいのか? 乗務員を袋叩きにして何か一つでも問題が解決するのか? 結局、報道されたことで、会社幹部が責任逃れのためだけに行った処分なのだ。こんなことで仲間がハンドルを奪われ、誇りを踏みにじられるなど絶対に許せない! 職場から声を上げよう! さらに会社の嘘も明らかになった。 本来、運転士が運転台を離れるには転動防止措置を行わなくてはならないというのが常識だ。線路におりるため、周囲の列車に抑止手配を行う必要もある。そうすれば列車の遅れは際限なく拡大する。これで駅のトイレに行くなど、ほとんど不可能な話だ。これについて会社はこの間の団体交渉で、「車掌が緊急ブレーキをかけられるから、指令に連絡すれば転動防止措置をとらずにトイレに行っていい」と回答してきた。しかし、こんなことは現場の乗務員には一言も伝えられていない。指導員さえ「初耳」と答えるほどだ。完全に後付の言いわけだ。 トイレの問題が、乗務員にとってどれだけ切実で深刻かは、鉄道に関わるものなら誰でもわかることだ。 しかし、乗務員が切羽詰まりながらも必死で乗務していることをいいことに、会社は何の対策も行ってこなかった。それどころか、ロングラン行路を次々に増やし、生理的限界さえ超えた労働強化を強制してきたのだ。 常に監視状態に置かれ、締め付けを徹底的に強化され、乗務員の命も健康も誇りもまったく顧みられない現実。 もう我慢の限界だ! 職場から声を上げ、断固として反撃にたとう。処分撤回・乗務復帰まで全力で闘おう。 |
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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