強制収用を許すな!市東さんの農地を守り抜こう!
第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!
10・9三里塚全国総決起集会を開催
10・9三里塚全国総決起集会が成田市東峰の反対同盟・萩原富雄さんの農地で開催された。悪天候の中、全国から720名が結集し、集会・デモを闘いぬいた。
伊東信晴さんの司会で始まった集会は、まず病気療養中の北原事務局長のメッセージが主催者あいさつとして読み上げられた。
萩原さんが基調報告
集会の基調を萩原富夫さんがおこなった。
「一つ目として何よりも農地死守の決戦として勝利してきたこと。最高裁の判決が切迫している。提出した署名は20539筆にのぼり、上告棄却を許さない大きな力になっている。
二つ目は7・3三里塚50周年東京集会が630名の結集で大成功したこと。
三つ目が第3滑走路建設との闘い。芝山地区に3500mの滑走路と旅客ターミナルを建設、新たな空港敷地を1000haも拡大するという計画を発表、少なくとも200戸が移転を余儀なくされ、2000世帯が騒音下に入るという。
これまでの飛行制限を午前1時から5時までに縮小し、事実上飛行制限をなくそうとしている。
三里塚はこれからも農地を守り第3滑走路粉砕、軍事空港阻止を貫く。ともに闘いましょう」と訴えた。
田中委員長が連帯のあいさつ
連帯のあいさつの最初に動労千葉から田中委員長が発言に立った。田中委員長は、「50年間闘いぬいてきたことは、この時代に大事なことだ。資本の支配は崩れ落ちようとしている。戦争、階級戦争を仕掛けてきている。日本の階級闘争の宝である市東さんの農地を守る、あらゆる力を結集しよう。
動労千葉は、分割・民営化から30年闘ってきた。JRは5年で解雇ー再雇用の分割・民営化を全社会へ広げようとしている。韓国は命がけのゼネストを闘っている。11・6集会を新自由主義と東アジアの戦争を阻止する集会にしよう」と決意を語った。その後、関西の住民団体と関西地区生コン支部の西山さんが連帯のあいさつをおこなった。
市東さんの決意
市東孝雄さんは、「最高裁でどんな判決が出ようがここで闘い続ける。空港と共存はあり得ない。利権に群がる連中が集まっている。地域住民とともに第3滑走路建設反対へ。労働組合、沖縄、福島とともに闘い続ける」と敷地内で闘い続ける決意を表明した。続いて顧問弁護団、市東さんの農地取り上げに反対する会、全国農民会議からともに闘う決意が語られた。
「沖縄・福島・三里塚一体で国策と闘う」として福島・沖縄からの訴えがおこなわれ、カンパアピール、住民・市民団体からのアピール、共闘団体の決意表明と続いた。
太郎良さんが集会宣言、スローガン採択、団結ガンバローをおこない終了。敷地内の市東さんの畑までのデモを闘いぬいた。
反対同盟とともに市東さんの農地を守り、第3滑走路建設粉砕へ闘いにたちあがろう。安倍政権による戦争政治を打ち破ろう。
11月労働者集会の成功をかちとろう!
11・6全国労働者総決起集会
11月6日(日)正午 東京・日比谷野音
11・5労働者国際連帯集会
午後1時 千葉商工会議所 第1ホール
11・7日韓理念交流会
午前13時 DC会館
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