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No.裏面

東労組がまたも大裏切り!

「5年で全員雇止め」を労働組合の名において容認

https://doro-chiba.org/dc/wp/wp-content/uploads/2016/10/256715e616813feeb8b67218a957d3ef.jpg CTS就業規則改悪をめぐって東労組はまたもや大裏切りを行った。
 左図にあるように、CTS就業規則の修正提案が行われた8月30日の前に、東労組は、JR東日本との経営協議会(8月25日)の席上で「提案容認」を伝えていたのだ! 現場の仲間の怒りや闘いを踏みにじり、上から圧殺するとんでもない裏切り行為だ。
 東労組は「CTS労組からの要請を受け」「実施にあたって労働条件が低下することがないよう」に再確認した、と言っているが、ふざけるのもいいかげんにしろ!
 東労組は、「5年で全員雇い止め」を労働組合の名において容認したのだ。労働契約法を骨抜きにし、「5年で無期雇用転換」の制度を悪用する新就業規則に、労働組合の名で『お墨付き』を与えたのだ。 

「覚書」とは業務外注化推進の裏切り文書

 東労組は裏切るにあたって、「2012年6月の『グループ会社と一体となった業務体制のさらなる推進』に関する『覚書』にのっとって、労働条件の向上を実現することを再確認した」と言っている。
この「覚書」こそ、4年前の検修・構内業務の外注化推進を東労組が認めた歴史的な裏切り文書だ。
東労組が「覚書」を交わすときは、例外なく職場の労働条件や雇用形態が破壊されるときだ。JR東日本におけるグリーンスタッフ(最長5年の契約社員)導入のときも、東労組は「雇用を守る」と称して「確認メモ」を会社と交わし、契約社員導入を認めた。外注化攻撃の開始にあたっても、いくつもの「覚書」「確認メモ」を交わし、雇用破壊・安全破壊の業務外注化を会社と一緒になって進めてきた。
労働契約法の「無期雇用転換制度」への対応は、各支社の鉄道サービス会社だけでなくJR東日本のグループ会社全体におよぶ巨大な問題だ。何万人もの契約・パートの仲間が影響を受け、雇用と生活が左右される。東労組は、この問題をめぐって会社と全面対決になることに震え上がり、またもや歴史的な大裏切りを働いた。

東労組・CTS労組と決別し、動労千葉に結集しよう

 CTS労組は、組合員の意見すら一度も聞くことなく、東労組にすべてを丸投げして修正提案を容認した。河原井正一委員長をはじめとするCTS労組3役の責任はあまりにも重大だ。こんなもの労働組合でもなんでもない。東労組やCTS労組と今こそ決別し、動労千葉に結集しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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