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JRーCTSを貫く組織拡大を!
第2の分割・民営化攻撃に職場から反撃を!

第45回定期大会(9/25〜26)1日目

就業規則改悪絶対反対!
9・30 CTS本社抗議行動へ!

■9月30日(金)18時から  CTS本社前集合
10・1CTS幕張・京葉事業所門前抗議行動
■10月1日(土) 7時集合

 動労千葉第45回定期大会は、9月25日、DC会館において始まった。
定期大会は、繁沢副委員長の開会あいさつで始まり、資格審査が行われ、大会成立が宣言された。議長団には、幕張支部の小澤代議員、木更津支部の山中代議員を選出し、議事が進められた。
 スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われた。
 来賓あいさつでは、最初に動労千葉弁護団から葉山岳夫弁護士が、CTSでの就業規則改悪との闘いで4月実施を阻止した勝利、工臨行路の指名ストの闘いについて語られ、「国鉄分割・民営化の不採用基準にJRがかかわっていた。JRに法的責任があるのは明らかになった」と国鉄闘争の前進を報告した。その上で、「外注化粉砕闘争に勝利しましょう」と証人尋問を迎える10・28出向裁判への結集を訴えた。
 さらに動労水戸石井委員長、動労神奈川中村委員長、支援する会山本事務局長、ユニオン習志野の仲間、永田OB会長、山田家族会会長から挨拶を受けた。
 その後経過報告に入り、一般経過報告、労働協約・協定締結報告、事業部報告、法廷闘争報告、会計報告、会計監査報告が行われた。
 議事では、大会延期承認、決算承認、労働協約・協定締結承認のあと、16年度運動方針案、予算案が執行部より提起され、1日目の議事が終了した。

戦争阻止! 階級的労働運動の復権を

田中委員長あいさつ(要旨)

 第45回の今大会は、大きな歴史の転換点での大会だ。安倍政権は改憲と戦争へと突き進んでいる。
 動労千葉にとっても転換点となる。大量退職攻撃に立ち向かう闘う方針を確立しよう。
 この一年間よく闘ってきた。10月外注化粉砕の闘い、11月1日千葉運輸区新設反対の闘い、春闘ではCTSと貨物の春闘を中心に闘った。 
 これまでの闘いは大きな地平を勝ち取った。1047名解雇撤回闘争では不当労働行為を確定させた。JRに法的責任ありという反撃の拠点をつかみ取った。30年前、国会で国鉄改革法審議が始まった。動労千葉は、85年〜86年ストライキに起ち上がった。そして28名が解雇された。
 東アジアで戦争の危機が迫っている。日本は戦争法案を通し、軍事的に乗り出そうとしている。根本は資本主義の危機が戦争を生み出している。
 安倍政権は、働き方改革をやると言っている。「同一労働同一賃金」、非正規をなくす。真実は真逆。最低賃金の正規労働者が生まれる。
JRは、水平分業と言って別会社化を進めるようとしている。
 今定期大会の第一の課題は、1047名の解雇撤回勝利へ。分割・民営化反対の闘いを継続しよう。
 第二は、運転保安闘争の再構築。工臨の闘いは第一歩。これまで組合員は何人倒れたのか。
インターネットで一挙手一投足が監視される。ダイ改のたびに泊まりの乙行路が日勤並みにされる。運転保安闘争を再構築しよう。
 第三は、外注化粉砕の闘い。焦点は幕張支部、組織破壊攻撃を粉砕し、組織拡大をかちとろう。
第四の課題は、CTS就業規則改悪反対の闘い。5年目で選別される。最低賃金の時給で定昇ゼロだ。組織拡大をかちとり改悪を阻止しよう。
 11・6労働者集会をなんとしても成功させる。東京―ソウルの共同行動を世界に呼びかけよう。東北アジアでの戦争の現実に抗して戦争を絶対に止めよう。インドでは全土で1億5千万人以上がゼネストに立った。フランスでも労働法制改悪でゼネストが起きている。
 今日、明日の討論で闘う方針を決定しよう。全てを組織拡大へ集約しよう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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