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戦争と改憲に突き進む安倍政権 「反戦教師がいたら密告せよ」 7月の参議院選挙前後、「まるで戦前回帰」ともいうべき重大な事態が起きている。 警察が教育現場へ介入 7月の参院選後、今度は神奈川県警青葉署が青葉区の県立高3校に「投票率が高いが、何か特別なことをしたか」と電話で問い合わせていたことが発覚した。自民党の“反戦教師密告サイト”と同様の教師への思想調査、教育現場への警察の介入ではないのか。 「戦争は教室から始まる」 治安維持法下の戦前も、『調査』名目の教員の監視や弾圧があった。『長野県2・4教員赤化事件』が有名だ。児童らが書いた作文やノートを調べあげて、半年あまりで138人の小学校教員が「赤化(共産主義化)した」との理由で検挙された。この事件を契機に、全国各地で同様の弾圧が行なわれ、学校は戦争体制に完全に組み込まれた。戦争は教室から始まるのだ。 労働福祉会館に警察が隠しカメラ 沖縄・高江では“戒厳令” 参議院選後の7月22日、沖縄県東村高江で、2年間中断していたのヘリパッド工事が着工した。基地建設に反対して座り込んでいる地元住民ら200人に対し、全国から動員された機動隊500人が襲いかかった。警察が道路を封鎖し人や車の行き来を制限する「戒厳令」が今も続いている。 「改憲反対」と叫んだだけで警察が連行 8月9日、長崎平和祈念式典で安倍首相に「改憲反対」と叫んだ男性が、式典終了後に警察車両へ暴力的に連行される事件が発生した。男性は式典の参列者であり、何か暴行や妨害行為を行ったわけでもない。たんに「改憲反対」と述べただけだ。それだけで警察に連行されるのは、治安維持法や特高警察があった戦前戦中と変わらないではないか。
第3次安倍改造内閣は戦争内閣 安倍政権の閣僚の大多数が改憲・徴兵制・核武装を主張する極右の「日本会議」や「神道議連」が多数を占めている。 |
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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