反合・運転保安闘争の原点に立ち返り、
夏から秋への闘いに総決起を
― 6月26日 第75回定期委員会を開催 ―
JRは背面監視、運転士の締め付けをやめろ!
外注化―強制出向、分断と組織破壊攻撃を粉砕しよう!
定年延長と65歳まで働ける職場と労働条件を!
CTSの就業規則改悪の白紙撤回を勝ち取ろう!
動労千葉は、6月26日DC会館において第75回定期委員会を開催した。
委員会では、@運転士に対する事故責任の転嫁や監視・締め付け攻撃への反撃、A外注化をめぐる組織破壊攻撃との闘い、BCTSの「雇用形態の変更」=就業規則改悪との決戦、Cエルダー=大量退職問題に対し、定年延長を求めストライキを辞さずに闘いに立ち上がることを決定した。
すべての攻撃を組織拡大へのチャンスとし、なによりも動労千葉の反合・運転保安闘争の原点に立ち返り、夏から秋への闘いに総決起を開始しよう。
委員会は、長田執行委員の開会のあいさつではじまり、議長に千葉機関区支部の石川委員を選出し議事が進められた。スローガン提起の後、田中委員長から本定期委員会の勝ち取るべき課題について、動労千葉を支援する会山本事務局長から「新たな10万人署名をもって、動労千葉の決戦情勢を共に闘う」とあいさつを受けた。
その後、「経過報告」、「1047名解雇撤回、業務外注化粉砕、反合・運転保安確立、定年延長と65歳まで働ける労働条件確立、反動安倍政権打倒をはじめとした当面する取り組み」の提起と進み、質疑応答が行われた。スローガン、方針案、委員会宣言を採択し、元気よく団結ガンバローを三唱し、委員会は大成功のうちに終了した。
出された主な意見
▽東京地裁で「定年後再雇用で同業務なら賃下げは無効」の判決にふまえ、貨物の55歳での基本給3割カットとどう闘うのか。
▽乗務員に対する監視が厳しくなっている。乗客の撮影に対し、運転業務に集中するため、「何千人もの乗客の命を預かっている」と、堂々とカーテンを閉めている。
▽分割・民営化以降、事故が多発している。外注化先ではまともな安全教育が行われず、事故が個人の責任にされている。会社の責任を追及して組織拡大につなげたい。
▽最高裁判決後の1047名解雇撤回闘争の具体策について。
▽安房勝山駅が棒線化された。君津〜安房鴨川〜上総一宮をめぐるワンマン化との闘いについて。
▽脱退者2名と革マル1名が幕張の構内にくる。動労千葉に来るくらいの覚悟がないと甘くないぞ、と態勢をつくる。
▽フォークリフトごと検修ピットに転落したり、指導がいないまま列車を動かしたり、CTSで事故が多発している。
▽繁澤副委員長の再雇用先提示で会社はウソばっかりついている。本人希望になるように攻勢にたとう。
▽工臨のディーゼル機関車に、いまだに冷房が付いていない。これは命に係る問題。7月〜8月指名ストを構えて闘うべき。
▽八日市場での特殊信号機の見落としについて、組合は違えども動労千葉として当該の運転士を守れなかったことは大変にくやしい。運転保安闘争で闘って反撃していく。
▽運転席を後ろから撮影し「居眠りした」とデッチ上げ、ネットに流すなど許せない。カーテンは閉めるためにある。
▽組織拡大を実現し、何としてもCTSの就業規則改悪を粉砕したい。
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