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CTS夏季手当団交報告
CTSは組合要求に基づき夏季手当を払え!

 動労千葉は6月8日、千葉鉄道サービス(CTS)に対して「2016年度夏季手当の支払い」について団体交渉を行った。組合からは
「@基準内賃金3・7カ月分」の夏季手当の支払い、A契約社員、パート社員についても正社員と同様の基準で取り扱うこと」を求めた。
 CTSからは以下の2015年度決算概要が示された。

○営業収益 38億7100万円
(対前年比6億6100万円減)
○営業費用 37億2900万円
(対前年比7億1500万円減)
○営業利益  1億4100万円
(対前年比 300万円増)

 CTSは「昨年7月から駅業務が東日本ステーションサービスに移管われため収益が減少、同時に人件費負担も減少したため、営業利益が増加した」と説明した。その上で、組合要求に対しては「今年度の収益は、前年度を大きく割り込む見通しをしている。厳しい情勢と言わざるをえない」と述べるなど、低額回答を強行する姿勢をあらわにした。組合からは「団交のたびに毎年、『厳しい見通しだ』『厳しい見通し』とばかり言っているが、今年度の営業収益の内訳ごとの数字、営業費用の内訳ごとの見通しなどが示されなければ議論にならない。詳細を提示した上での継続討論を求める」と要求。さらに、「契約社員とパートの夏季手当支給基準では、まったく生活を支えるものにならない。あらためて社員並みの基準での支払いを求める」と突きつけた。
CTSは「組合の要求は理解するが、そうは言ってもCTSは同業他社と比べれば低い賃金ではない」と居直りに終始した。これに対しては、「他社は他社だ。それで生きていけないなら問題にもならない。CTSの仲間は、CTSから受け取った賃金で生活しているんだ」と、要求の実現を強く求めた。
就業規則改悪阻止の闘いと一体で、夏季手当満額要求を実現しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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