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乗客を利用し運転士しめつけるな!
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当局はそれを利用して、運転士への締め付けを強化しているのだ。
JR西日本は、「稼ぐ」を第一に掲げ、「日勤教育」で労働者を締め上げてきた。その結果が、107名の乗務員・乗客の命を奪った尼崎事故だったではないか。
すでに運転士は限界ギリギリの状態だ。このままでは間違いなく「第二の尼崎事故」が起きる。この問題は絶対にあいまいにしてはならない。
外注化撤回・仕業緩和実現を
しかも、運転士を締め付けたところで、安全は何一つ確立されない。
求められていることは、外注化をただちに撤回し、崩壊した技術の継承に全力を尽くすことだ。
同時に、仕業緩和と労働条件の抜本的な改善こそが鉄道の安全と乗務員・乗客の命を守るために必要だ。
会社は「ハンドル率向上」を掲げ、ダイ改合理化を極限的に進めてきた。
「泊行路の明けで8時間以上も勤務して終業が12時を過ぎる」など、あまりに非常識な行路が次々に設定されている。こんな乗務を続ければ体に無理が来るのは当然だ。
その中で運転士の「居眠り」を理由に処分するなど許すことはできない。運転士個人の問題ではなく、ダイ改合理化にこそ最大の原因があるからだ。
外注化粉砕! 行路緩和と65歳まで働ける労働条件の確立を! 反合理化・運転保安確立へ闘おう。