CTSは生きていける賃金を出せ!就業規則改悪白紙撤回!
420CTS本社抗議行動
団交打ち切り許すな
CTSは、4月18日の2回目の新賃金交渉で、一切の要求を無視し、団交をうち切りゼロ回答を行ってきた。動労千葉がCTS本社抗議行動の設定を知るや、CTS春闘を早期に終わらすために、急遽、回答を行ってきたのだ。
4月20日18時から、CTS本社前にCTSの仲間達を先頭に70名を超える組合員、支援の仲間が結集し、激しい怒りが叩きつけられた。
時給2〜3円アップ!
何が賃上げか!
CTSの回答は、ベアを拒否した上で、正社員が定昇1000円。契約社員が定昇400円。時給で換算すると2円〜3円だ。さらに組合側が要求した住宅手当等も拒否した。
冗談じゃない!一体、12万〜13万円でまともに生活できると思っているのか。人間らしい生活をする権利が無いというのか!
問題なのは、この生きていくことが出来ない現実が社会全体に蔓延しているということだ。高校を出ても、大学を出てもまともな就職先がない。労働者の4割以上が非正規職だ。その出発点は国鉄分割・民営化だ。
この現状をつくったのは誰か! CTS本社にいるJRから天下った役員連中だ。年収1千万もとっている天下りが、手取り12万円という現実をつくっているのだ。
総非正規職化を許さず
もっと大きな問題は、5年間働いたら解雇というCTSの就業規則改悪だ。雇用期間の上限を通告し、試験をして選別する。こんなことを許したら労働者の権利は地の底に落ちます。団結して声を上げることが出来なくなる。
今、日本の6千万労働者のうち、非正規は2千万人だ。安倍政権が進める「雇用改革」は正社員をなくす雇用破壊だ。その先兵にCTSがなろうとしているのだ。
就業規則改悪の4月実施は阻止した。しかし、CTSは半年後に実施すると公言している。CTSの仲間達を動労千葉全体で包み込み、今日から新たな闘いに起ち上がろう。
この闘いは6千万労働者全体の権利を守る闘いだ。改憲と戦争に突き進む安倍政権を倒し、労働者の全ての権利を破壊する外注化・総非正規職化攻撃を絶対に粉砕しつくす決意を、新たに固めよう。
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