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幕張支部・山田支部長が労働学校で講演
「あきらめずに闘えば 必ず展望は開ける」

自身の闘いの教訓を語る

 幕張支部の山田支部長が第十五期労働学校の最終回の講義で自身の闘いの教訓に基づいて、職場闘争についての講演をおこなった。 山田支部長は、分割・民営化直後に営業に不当配転された。京葉線の直営売店に飛ばされて、そこで不当処分を受けながらも闘い続けて来た。そして、1995年に幕張電車区へ帰ってきた。そして2000年に幕張支部の支部長になると同時にシニア協定との闘いが始まった。
シニア協定粉砕の闘いは、今日の外注化絶対反対の闘いにつながる闘いとして闘われた。組合員の脱退を伴う攻撃に対して、この闘いをやりぬくことで幕張支部は強くなり、それからの幕張構内事故への不当処分攻撃や、幕張支部組合役員への不当配転攻撃との闘い、そして現在闘われている外注化粉砕闘争に至る闘いを笑いを交えて、文章にできないような話も含めて幕張支部の支部長としての先頭で闘ってきた闘いの教訓が話されました。
受講者の感想文から

◎とても楽しく聞かせていただきました
一つは、組合員との関係を「人と人との関係」だと言われたことです。飲みに行って「お前なかなか頑張っているな」と言われるようになる、ということと「この人はダメだ」とか思って接するんじゃなくて、話しをすれば結構いろいろ考えているんだと言うことがわかると。
もう一つは、職場支配権をめぐる闘いは、毎日のちょっとずつの積み重ねだということ。シニア制度との闘いで、こちらが外注化反対で筋を曲げずにこだわって闘っていけば、相手の方がこけていく。職場で青年労働者に権利というのは闘ったからあるんだということを言って、通じていることはすごくよいことだと思いました。

◎労働組合運動の実践の「基本」となるようなお話だったと思います
「あきらめずに、負けずにやれば向こうがこけてくる」というような言葉が繰り返し発言されました。シニア協定、幕張構内事故で大変な攻撃の中でも負けずに力関係を逆転させて、現場の団結をつくったということが分かりました。今日のCTSでの攻防を闘えているのは、職場闘争の長期の闘いがあったからだと実感しました。労働運動が経験であり、仲間との信頼関係の積み重ねであるということが、ストライキもありますが、「毎日、毎日の小さな職場での攻防にある」ことが基本、ベースにあると痛感しました。

◎「路線と義理・人情」「義理と人情」とは人と人とのつながりであることも分かりました

シニア協定拒否の闘いも、聞けば聞くほど大変な闘いでしたが、義理・人情だけでなく、やはり「信念」=「路線」を貫いて闘えば、展望は開けるということも分かりました。
動労千葉の闘いは常に職場全体、労働者全体の利益を代表して闘っている事がよく分かりました。現場を動かしているのは労働者で、組合の団結の力と闘いを通して見せていくことが重要だと分かりました。

第16期労働学校が始まります

今期の予定
◆4月16日 資本と労働
◆5月21日 労働法大改悪について
◆6月18日 帝国主義と戦争 新自由主義との闘い
◆7月16日 戦後労働運動史 戦後の反合理化闘争と動労千葉
◆8月20日 資本主義とは どういう社会か(1)
◆9月17日 資本主義とは どういう社会か(2)
◆10月15日 韓国民主労総ゼネスト
◆11月19日 階級的団結論
◆12月17日 社会保障制度改悪について
◆1月21日 国家について
◆2月18日 戦争・改憲攻撃について
◆3月18日 階級的労働運動 地域合同労組ー港合同の闘いの教訓

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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