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CTS就業規則の大改悪 生活破壊の提案に怒りが沸騰 2月中旬に突然提案されたCTS就業規則改悪案に対して、職場で怒りの声がまき起こっている。「もし切られたらどうなるのか」 「5年雇い止め」のスタッフ社員制度新設に対しては「シングルマザーでぎりぎり頑張っている人も多い。もし切られたらどうなるのか」「あと2年で切られるかもしれない会社に生活を預けられない」「どんな試験(限定社員試験)かも分からないのに、新しい契約書にサインなんかできるわけない」と切実な声が上がっている。 「わずかばかりの定期昇給さえなくなるなんて・・」 月給制から時給制への転換に対しても「忙しい時間帯だけの勤務にして人件費を削減したいのでは」「短時間勤務にされ収入が低下する恐れがある」「(住宅が)賃貸の人は今でもギリギリやりくりしている。その上、収入が減ると生活が成り立たない」「わずかばかりの定期昇給(年額400円)さえなくなるなんて無茶苦茶だ」「フルタイムで募集し、雇用しておきながら、突然、制度を変えるのはおかしい。誰もが納得のいく説明をしてもらいたい」「実際に現場で掃除してるのは、ほとんど臨時(契約・パート)だ。会社はもっと臨時を大事にしろ」と怒りの声ばかりだ。 「ローンが払えなくなる」 また作業手当て削減、60歳以上再雇用社員の夏季・年末手当の大幅削減に対しても「そんなことされたら本当にローンが払えなくなる」「徹夜(15時間勤務)にも1勤務分の手当てしかつけないのは、事実上、半額にするということ。あまりにおかしい」「会社の収入を増やしたいなら、高給取りのJR天下りを減らすのが先だ」と賛成の人など1人もいない。 実情からかけ離れた机上の空論 「今でさえ人が集まらないのに『5年で雇い止め』制度になったら余計に人が集まらないのではないか」「士気が下がり、人材が流出したり、事故や労働災害を増やす結果になるのではないかと心配。本社はその辺を理解して提案しているのか」「時給制にしたからって募集が増えるわけがない。賃金が安いから来ないのだ」。今でさえ要員が不足し、十分に仕事が回っていないのが現実だ。こうした現場の実情からまったくかけ離れたCTS本社の机上の空論にも、鋭い批判の声が上がっている。 労働者の力を示すとき 会社が労働者との合意なく、一方的に労働条件の不利益変更をすることはできない(労働基準法1条、労働契約法9条に違反)。今回の改悪案は、全体がワンセットになった内容であり、「この部分は良いが、この部分は悪い」と言えるようなものではない。全面的な白紙撤回以外にありえない。問題の核心は、会社はビタ一文、総額人件費を上げるつもりはなく、むしろ大幅に削り込もうとしていることだ。 |
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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