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 要員問題でCTSに申し入れ

組合要求に基づく要員をよこせ!  

 2月12日、動労千葉は、CTS(JR千葉鉄道サービス)に、要員問題に関する申し入れを行った。
 幕張事業所では、2年間で14人も減っている。昨年はほぼ毎月、退職者がでた。エルダー出向者の退職も重なり、14人も少ない状態で同じ仕事をやらせている。必要な仕事も回らない現状になっている。残った人にあらゆる矛盾が集中している状況だ。管理者は「募集しているが人が来ない」と言っているが、当たり前だ。賃金が安いからだ。あまりの安さに驚き、働き始めてすぐに辞めた人も多い。
 京葉事業所では、3月に2名の退職が予定され、現状でもギリギリの体制だが、2人退職したら仕事は回らない。
 CTSは、組合要求に基づく要員をよこせ!  生きていけるだけの賃金を出せ!  

動労千葉申第17号
2016年2月12日

JR千葉鉄道サービス株式会社
代表取締役社長 坂 本 浩 行 殿

国鉄千葉動力車労働組合  
執行委員長 田 中 康 宏  

要員問題等に関する申し入れ

 千葉鉄道サービスクリーン事業部の各事業所における要員問題等について、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

               記

1.CTS各事業所における必要要員数及び現在員数を具体的に明らかにすること。

2.幕張事業所について、次の点を明らかにすること。
(1)2014年1月時点での社員数が127人(管理者含む)だったものが、今年1月には113人にまで減少していることについて、理由を明らかにすること。
(2)今後の要員補充計画について明らかにすること。
(3)2016年度のエルダー出向者の就労予定を明らかにすること。
(4)女性トイレが不足しているため十分な休憩時間をが取れない状況があることから設備の改善を行うこと。

3.京葉事業所について、次の点を明らかにすること。
(1)3月に2名の退職が予定されているが、今後の要員計画を明らかにすること。
(2)夜勤勤務について、以前は8名体制だったものが現在5名まで減らされているが、削減理由を明らかにすること。
(3)2016年度のエルダー出向者の就労予定を明らかにすること。

4.退職者が相次いで発生していること、さらに、募集しても必要な人数が集まらない状況があることについて、採用する際の労働条件に根本的な原因があると考えるが、会社の考え方を明らかにすること。

5.2015年度年末手当の回答書・別紙「社員のみなさんへ」に関して、次の点を明らかにすること。
(1)「『ムリ』『ムダ』『ムラ』を無くした業務体制の構築」について、どのような業務体制を目指しているのか、具体的内容について。
(2)「経費面ではコスト意識を高めていく必要」について、具体的内容について。

−以   上− 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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